20世紀少年を捕まえろ！

9日は江坂Museでのライブ。
この日はあの本田毅さんを擁するバンド「fringe tritone」（以下ft）をはじめ錚々たるバンドさんと対バンするということでやや緊張の面持ちで会場入り。

写真はライブレポでじっくり見てもらうとして、本当に素晴らしい一日だった。
自分たちのライブ以外にも、この日は目玉があったのだ。

リハ終了後、なんとftの皆さんよりラストのセッションについて持ちかけられる。
「20th Century Boyやるんですけど、一緒にやりませんか？」
前回下北沢でもTHE SHAKESとラストにセッションして、最高の経験をさせてもらったASB、断れるはずがない。

「も、もちろんです、是非！」

そういってftのメンバーさんたちが見えなくなるまで
笑顔を絶やさずその場を立ち去る。
「The Alan Smithy Band様」とかかれた楽屋に入り、扉を閉めた途端、

ヒデ：「歌詞知らん～！サビしか知らん！キーは？」
ヨウジ：「どどど　どのバージョンや？ギターリフは？」
洋平・すぎやん：「俺らはどうやって参加するんや～！？踊るか？」

せっかく誘っていただいてみっともない事はできん。
準備する時間はほとんどない。どうする。
我々がその足で向かったのは、

江坂のレンタルビデオ店。
某大手レンタルチェーンTはカードが全国共通で借りれるはずだ。

速攻CDを借りて戻ったもののCDプレーヤがない！
そうだ、車だ。止めている駐車場へ直行。
バンドカーへ飛び込み、CDを鳴らす。リピートにリピートを重ねる。

途中隣の車を出しに戻ってきた一般の方が
車の中で男数人が大声で歌っているのを見て後ずさりする。

そして迎えたセッション本番。
影の苦労が報われ、大成功。自分たちもお客さんも楽しんで
非常に一体感のある素晴らしいセッション。
最高の思い出。

ライブが終わってからご一緒したft、かまど、愚息のメンバーさんたちと
堅い握手を交わす。同じステージに立つというのは、
同じ戦場で戦った戦友のようなものだ。

余韻に浸りながらASBメンバーもそれぞれ解散。
私ヒデも車に乗り帰路に着く。

いやあ～　楽しかった。。20th Century boy~ I wanna be your toy~
フンフンフフフン　フン～

ご機嫌で大阪市内から高速に乗ったそのとき。


アッ。



レンタル返すの忘れた。