着ぐるみの恐怖

25日のHMV奈良でのライブのあと、その足ですぐにKBS京都に向かう。
ラジオの収録のためだ。最近よく京都に行くような気がする。

KBS京都のスタジオ前でまず目に入ってくるのが、
写真のマスコット。ネットでしらべたところ「ラジタン」
というキャラらしい。相当な「ゆるキャラ」だ。

しかし良く見ると足先は黒く汚れ、左手は外れだらんと垂れ下がり、
右足も捻挫したかのようにゆがんでいる。

結構怖い。

小さいとき、デパートの屋上などで寄ってくる無表情のキティちゃん
などを見ると悲鳴を上げて泣いていた僕のようなタイプは、
かわいい！という言葉より先に怖さを感じてしまう。

誤解のないように言っておくが、キャラクター自体は非常に
愛らしく、これがたとえばアニメーションで動いていて
表情も豊かならかわいいだろうな、と思うのだ。
やっぱりそこだろう。動き、顔。

しかし仮にこのような着ぐるみタイプで表情がどんどん変わる
タイプのものがあったらそれはそれで恐怖だなーと思う。

ふと胴体に目をやると左胸に「KBS京都」としっかりと刺繍が。
「ラジタン」だったら名札みたいでかわいいが、「KBS京都」。
急に単なる備品のように思えてなんだかそれに妙にウケてしまったのだった。

これからも頑張れ、ラジタン。