MUSTI

MUSTI(ムスティ)をご存知だろうか。
知っているとすれば、はっきり言ってそれは奇跡を越えていると思う。

ひで氏です。

MUSTI - それは、ここ飛騨古川の地に住む友人宅にあった絵本だ。



友人は物持ちがいいため、異様に古い本がたくさん並んでいる。
その中にあったこのフランス語の絵本「MUSTI」が目に飛び込んで来たのはもう数年前だ。

なんという哀愁。なんという二線級感。

ちなみに発行は1978年。

キャラクターデザインはおろか、名前まで明らかにあの超有名キャラMを意識している。

このMUSTIの得体の知れない、影は一体なんだ。
一目見た時から私ひで氏はこのMUSTIにくぎ付けになってしまった。

以来、私はこの本を開いては、フランス語なので書いてあることを無視して話しをねつ造する。
そしてこれが子供たちに大ウケなのだ。

そこで当然やってしまうのが「主題歌」だ。
勝手に自分たちの中でパリっ子たちの間の国民的キャラという前提になったMUSTIは、もちろん主題歌が存在する…はずだ。

そしてそれはきっと妙に哀愁漂う、こんな感じだ…

とギターをつま弾いて作った主題歌が、ここに居る全員の頭から離れなくなった。

そのうちに「これは記録しておくべきなのではないか」と思った。

手元にあったiPhoneだけで簡易録音してみたわけだが、一昔前に比べると驚くほど色んなことができるものだという別の発見もあった。

ということで書いた「MUSTI」、今夜特別公開！MUSTIの名場面と共にご覧ください。