The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

想い出の価値

2014年01月14日 | ASB活動日誌
正月のハイライトの一つ、それは世間の大掃除後を狙っていくリサイクルCDショップだ。

ひで氏です。

大掃除の勢いでリサイクルストアに並んでしまう名盤を救い出すというこのミッション、
ブックオフなどは同時にセールも開催するのでハマると相当な収穫になるケースがある。

しかし今年は、実家の近所にあったブックオフがなくなってしまったのである。
では別のブックオフにいけばよいではないか、という話でもない。
あえて店名を出しているのは、ブックオフは本当にそのロケーションでラインナップが変わるからだ。

たとえば心斎橋のブックオフ。まず利用者数が桁違いであることから、
やはり確率的に私と同じようにかなりの洋楽好きみたいな人間が来る可能性がよそより高いと思う。
そして都市部の店舗は大掃除後の家庭からの持込み品というよりは他店やどこかの業者などから大量に流れてくるモノで在庫が構成されているのではないか。

その点このなくなってしまった実家の近くの店はまさに持込み品がそのまま並んでいるような店舗で、
この時期に行くと結構な数の人が買い取りコーナーに並んでいるのだ。そいういうところで自宅コレクションの一部を処分しているようなおじさんなんかを見るとゴクリと生唾を飲み込んでしまう。

しかし今年はそのブックオフが消えてしまったのである。
楽しみを失った私ひで氏は、CD発掘はあきらめ、掃除で出てきた服を別のリサイクルショップに売りに行くことにした。

そう、クローゼットの奥にしまいこんでいたジャケットを2着、思い切って処分することにした。
ある程度の想い出のつまったこのジャケットはこれまで何度も大掃除の危機を乗り越えてきたのだがこのたびついに私ひで氏の段舎離ポリシーにひっかかってしまったのである。

もう着ることはないから売る決断をするわけだがそれでもいざどこかに持って行って売るとなると改めて心を決めなければいけないし、相当なエネルギーもいる。二着のためにわざわざリサイクルショップへ。。。?とも思うがそれでこの機会を逃せばまた来年、ということになってしまうわけである。

ジャケット二着を手にして古着ショップに向かった私は買い取りカウンターへ向かった。
中古品を買いにこういう店にいくことはCDも含めよくあるが、意外に売り手になったことはほとんどない。
免許の提示や何かに記入したりすることが、大した作業でもないのになぜかとてつもなく面倒なことのように思えるのだ。

「このジャケットなんですが。。。」

と出すと店員は慣れた手つきで2着のジャケットを受け取り、「買い取り価格をお調べしますので店内でお待ちください」と言った。

ああ。。。渡してしまった。

別に渡して後悔するものではないのだが、やはり何年も何年も家にあったものを売りとばすというのは少し心苦しい。
くちゃくちゃに丸めてゴミにするよりはリサイクルにするほうがよっぽど世の中のためになるではないか。。。

そう自分に言い聞かせある程度ドキドキしながら査定を待った。

しばらくすると「買い取りでお待ちのカシモトさま、カウンターまでお越しください」との呼び出し。

まあはっきりいってビンテージみたいなもんやし、
保存状態もいいしね~ ほとんど着てないし。。。 ひょっとするとひょっとするよね。。。


その2分後、私ひで氏の手に残ったキャッシュがこれだ。









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2 コメント

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Unknown (ひで)
2014-01-15 09:54:22
のぞみさん、
1着3円ですか。持っていく労力を考えると正直悩む数字ですね。でもたまにいい値段がつくというのがまたトリッキーですね!
おっしゃるとーり誰かが来てくれたら服も幸せですね!
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私は、15円 (のぞみ)
2014-01-15 07:16:43
つい昨日、

私も、このリサイクルショップへ
5点持ち込んで、15円でした(*´∀`*)

たまに、同じ点数でも
千円近くになることがあるのですが、

何の違いなんでしょーねぇ~?

いずれにせよ
お洋服たちは、

きっとステキなお家へ
お嫁入りできると
信じてますー☆





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