Small gardens(小さな庭から)

小さな庭で初心者ながらも 色々植えて育てています。
雪国の為、夏限定の栽培日記と日々の事、思った事など。

大事な記憶。

2018-04-27 22:06:52 | Loveletter(親愛なる人々へ)

いつまでも 今日の朝を忘れない。

二十年 世話になったな と
笑いながら 涙 一粒。

沢山 想いの丈を聴いて欲しいのに
言葉にならないから

髪を撫で 頬を撫で
貴方の額に顔を寄せた。

居なくなるのは淋しいよ
出せた言葉は それだけ。

頼むな と言いながら 長男と握手。
助けてやってな と言いながら 次男と握手。

無言で頷いた後 大きい声で
行ってきます!
泣かないように 精一杯の笑顔を貴方に向け
学校へ行った二人。

おう!行って来い!頑張ってな!
弱々しく でも精一杯 力強く。

それから私は 貴方の手を摩って
また
髪を撫で 頬を撫で
額に顔を寄せて。

私がいつか死ぬ時は
迎えに来なきゃダメだからね
そう言ったら
上から来るか 下から来るか
その時のお楽しみだな
そう微かに笑った。

そして また 涙 一粒。

貴方の涙を そっと拭いて
私も貴方に笑顔を向けた。

今日の朝の風景は 絶対に 忘れない。

多分 大きな奇跡が起こらない限り
この家で四人過ごした 最後の朝だから。

この空間に 貴方が確かに居た事
絶対に 忘れない。


心のバランスの取り方。

2018-04-27 18:21:44 | 些細な日常の独り言

今日は 旦那サマからのギブアップ宣言があり
息子達を学校に送り出してから
病院へ連絡を入れて救急車で搬送して頂きました。

何度も入った外科病棟で初めての二人部屋。
今まで四人部屋や六人部屋ばかりだったので
それが今の現状なんだな と
改めて思った。

すぐに点滴やハルンバック(尿)の管が入って

モルヒネも入ったので
痛みも治まり ウトウト夢の中に堕ちる旦那サマ。

下血用のオムツが足りなくなりそうなので看護師サンに断って
病院から一番近いドラックストアへ。

とてもよく晴れて気持ちの良い空気の中
冷静な気持ちである反面
捉えようの無い心細さを感じながら歩いていたら
道端の小さな植え込みの水仙と目が合いました。

こんな状況だと言うのに
心が少し和むのを感じました。

更に歩いていくと

小さな公園の桜達。



もう散り始めの桜。

風にそよそよ 花弁を舞わせて
淋しい心に そっと寄り添うように
ほんの一時の慰めを。


こんな所にポツンと花を付けた枝。

ありがとう。
あともう少し 笑顔で側に居る事が出来るよ。

花を見て
綺麗と思える内は まだ大丈夫なのです( *´︶`*)

愛おしさは何処からやって来るのでしょう。

2018-04-27 06:14:05 | 些細な日常の独り言

今朝はいつもの時間より少し早く目覚めました。
旦那サマがトイレに行きたい と言ったので
トイレまでの道のりをお手伝い( *´︶`*)

折角 目覚めたので
お弁当作り開始( *^艸^)



週の終わりなのでお弁当は在庫整理食材。
鶏のミニバーグ
肉団子とウズラタマゴ
ナムルとスクランブル
冷凍葡萄
ミニトマト
ご飯にはおかかと秋刀魚蒲焼を乗せて。

でも 明日は長男クンが午前と午後
部活(ボランティア)でお弁当が必要な気配(;^ω^)
なんか適当に持たせちゃおうかしら?(笑)


で、旦那サマ。
とうとうギブアップ宣言を。

とうとう この日が来てしまいました。

もう自宅に居るのは無理だと…。

もう この家に帰ってくる時は
笑う事も話す事も無い という事。

入院すれば苦痛が緩和されるでしょうから
その点ではホッとしています。

ただ残された時間 話せる時間が僅かになり
四六時中 旦那サマの側には居られなくなります。

それは私の我儘ですから
旦那サマが楽になるように
それを第一優先にしなければならないと分かっています。

ただ どうしてこんなにも
愛おしさとが寂しさが溢れて来るのでしょう。