帰りに駐輪場で自転車に乗ろうとしたら、カエルの鳴き声。
おお、夏だ。
中台から山田口あたりを走っていると窓を開け放つ家が多く、
こちらも夏だ。
そのうち中台あたりの祭りの太鼓の練習が始まるだろう。
今日で椎名さんの
「メコン・黄金水道をゆく」を読み終えた。
メコン川と言えば、地理の勉強でしか聞いたことのない名前だ。
それを1ヵ月半かけて旅したルポ。
本の中で特に気になったのが1年のうちで大きさが変わる湖、
「トンレサップ」だ。
通常の面積は2700平方kmが夏季のモンスーン時期になると、1万6000平方kmまで拡大。
伸縮する湖なのだ。
自然はすごい。
暑さもすごいらしい。
その湿度の高さと暑さ。
日本の夏など足元にも及ばない。
椎名さんの本によると、
トランクから衣服を出したらあっという間に湿ってしまいトランクにあわてて戻したそうだ。
何にしてもまったく自分と違う世界を教えてくれる本と言うものは素晴らしい。
本を読んでそれで終わりにせずに、本の世界をもうちょっと広げるようにしたい。
メコン川に住む人々やその歴史。
それにはインターネットが最高の手段だ。