突然ですが今日駒場にTOEIC受けてきました。
10年ぶりだったと思います!
勉強は全くしなかったので、
今回どれくらいできるか見てみようと思いました。
以前と変わらず、
最後の20問は時間が足りなくて塗りつぶしただけ。
英語がどうしても好きになれません。
というか、TOEICの現代風の英語は好きになれません。
アーサー・ウエイリーの「the tale of genji」を原著で読みたいとなればモチベーションはちがってきますが。
あこがれがない。
染まりたくない。
どうしても。
中途半端になるなら、日本文化と好きな海外文化だけを吸収したい。
多分、勉強すれば、もともと記憶力と集中力はよいので、
年齢があってもそれなりの点数は取れると前の経験から思います。
でも、
私にとって、
世の中にとって、
もっとずっと大切なことがあるきがして。
薬物問題や芸能問題にしても、
もっと英語ができれば、
それだけ吸収できたり、発信できるのもわかる。
それなのに、とても抵抗がある。
なぜだろう。
嫌いな訳じゃない、
触れたら触れたで、
「TOEIC楽しかった!」
と帰り思っていた。
でも、なんか「大切な物を壊しちゃう気がする」。
今の時代英語ができる人はたくさんいて、
翻訳もできるし、
だったら好きでない私がすることもなかろう。
私は英語の、
高尚な英語の文章の、
シニカルでユーモアある文体が非常に好きです。
永遠の憧れ、
謎の響きのする、ミステリアスで、永遠に奥底まで理解できない
elusiveな言葉であってほしい。
手に届かない存在であってほしい。
そんなロマンチックな気持ちを持っています。
そんな葛藤が、私を英語を学ぶことから遠ざける。
日本文化だけを吸収していたい、
それだけではない、
血統が違う故にひかれあっても永遠に結ばれない憧れの存在であってほしい。
TOEICの超いまどき実用的英語は私のそんなロマンをみごとに打ち砕きます。
ええと、芸能界を変えたい、
ですね。
いい方に。
今みたいにサラリーマンみたいな芸能社会をまた遊び人の集う場所に変えたいです。
おしまい