今日も元気に行ってみようか!

遺産相続問題(1)

わが家の(正確には夫の)長い長~~~い遺産相続問題・・・

最終的に「審判(最終的に裁判官が分け方を決める)」経てようやく全て決着

 

この遺産相続問題の発端・・・・

 

生涯独身の伯父が亡くなる。(夫は会った記憶なし)

 

そして相続人が全員、代襲相続人(兄弟の各親が既に他界したため)それも疎遠だったためほぼ面識なし。

 

当初、相続人は5名。

しかし最終的に当事者は3名に。

減った理由・・・・夫の兄、従妹も相続人だったが独り占め画策A氏の嘘に騙され遺産の「無償譲渡書類」に捺印してしまう

この時の滅茶苦茶な嘘(遺産はほぼないという)がこの件の始まり

 

その残った当事者3人の関係は・・・・


当事者1人目・・・遺産独り占め画策したA氏(故人と一番近かった)

当事者2人目・・・A氏の弟B氏(海外在住のハズが所在不明)

当事者3人目・・・我が夫(A氏B氏と面識なし)


 

ここから経緯を・・・・

 

ある日突然、相続人A氏から長文の手紙が来る。(我が家の住所は弁護士か誰かの職権で調べたのか?)

 

手紙の内容・・・・

「伯父さんが亡くなり、あなたも相続人になりました」

「遺産は住んでいた古い家とわずかな預金しかない」

「相続税の期限が来るから「無償譲渡書類に捺印&印鑑証明」を早く送ってほしい」

と、そのほか、何か訳のわからないことがたくさん書いてあったけど、大まかにはこんな感じの内容。

 

実はこの時点でかなり違和感。

 

なぜなら、「地方の古い一軒家&預金はわずか」が本当だとして、

更に「相続人5人」の税控除額を考えると恐らく相続税がかからない可能性が高いはずだし。。。

「相続税申告期限」としつこく何度も「書類送れ」と手紙を送ってくるのは何かおかしい。。。

 

夫も「自分のどんな権利を会ったこともないあなたに無償譲渡するのか、その前に遺産目録を開示してほしい」と返事。

すると、あんなにしつこく催促してきたA氏からの連絡がパタリと途絶え、そのままこの件は保留状態に。

 

しかし、完全にこの件を忘れていた3回忌が過ぎた頃、突然の「税務調査」(良く聞く話、本当にこの時期に来た~

それも夫の会社に電話がかかって来た。(職権で勤め先は把握は簡単だったと思われる)

 

その時の税務署との会話・・・(夫から聴取)

 

「あなたが相続した遺産の相続税の申告がまだのようですが。。。。」と言う税務署。

 

「いや、遺産はほぼ無いと他の相続人から聞いていますが。。。。」と答える夫。

 

「いえいえ、相続税申告が必要な遺産があります」と言う税務署。

 

夫・・・・呆然

 

「申告と言っても財産を開示するように相手に言ったところ、なしのつぶてで私には遺産を調べようがありませんが。。。」というと、

 

「それはこちらで調べますので、大丈夫です。またご連絡します」と。(あら親切違うか

 

で、後日再び税務署から連絡がくる。(今回は個人の携帯にかけてもらう)

 

そして「遺産が無い」と言うのは全くの嘘だったことが発覚。

(A氏のやつ、法定相続分を按分して自分の分だけ申告期限内に納税していたらしいが、結局は税務調査が入って色々と隠していたものもバレたようす)

 

 

その後、遠路遥々、新幹線で西日本の税務署から税務署員2名、しっかり相続税申告書を携えて我が家(首都圏)に出張してきた。

 

税務署で作成済の書類には全ての遺産の内容が記載されていて、見れば見るほど、腹立たしい内容

お蔭でこちらは、本税の他、無申告加算税、延滞税も支払う羽目に。

 

その時、税務署から言われたのが「A氏の希望通り今からでも遺産の無償譲渡されれば相続税納税の必要ありませんが、どうしますか?」と。

う~ん、相続税、結構な金額だしな。。。と私が思った瞬間。。。

 

夫、「お支払います」と即答。

 

えぇ~~~~マジか~~~~~そんな大金、即答

結局、相続税納税期限までに遺産分割が出来ていないということで、夫も法定相続分を按分とした相続税を(取られ)お支払いすることに。

 

普段温厚で欲がない夫の逆鱗に触れたのは「無申告加算税」というペナルティ。

「お金の問題じゃないこれまで国民の義務を真面目に果たしてきたのに、自分についたこの汚点が我慢ならない」と。(かなりオーバー

プライドの問題かい

 

そしてやたら長い作文を何度も送って来て、「遺産ほぼありませんが、あなたの相続分を私に無償譲渡してください。」と意味不明な事を平気で言って来る時点でオカシイなと思っていたが、今後もまともな話は出来ないだろうし、ましてや話したくもないと夫は激怒り

 

結局、支払った相続税分は取り戻さなければと、こちらは最初から弁護士さんにお願いし、夫が調停申し立ててることに。

弁護士さんへの着手金や諸経費など費用は掛かれど自分が遠い裁判所に行かずに済むからその点は良いんだが。。。長い長い闘い(ってほどでも無いか)がスタート

 

(遺産相続問題(2)に続きます)

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