「大好き」を叫ぶログ!!

アニメやゲームの感想を書いていきます。

#222:パワーコード・リバーブレーション

2023-05-19 21:00:00 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』

✅期間 :2023/05/10~05/19

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✅概要

ロックは『Mirror Dreams』というバンドのサポートギターの仕事を受ける。
RASでぶつかり合っているのと同じようにミラドリにも切り込むロックだったが、全然音が混ざらないことに気付く。
ミラドリはプロになってから結果が出ずに惰性で音楽を続けるバンドだった為、ロックとの相性が最悪だった。
レイヤへの相談を経て、ロックは自分の思いを貫き、ミラドリにも全力でぶつかっていくことを選んだ。
最終的にフェスは成功したものの、本当にやりたい音楽ができないからと、ミラドリは解散することになった。
ロックは泣きながらミラドリのメンバーに感謝を告げ、RASのことを絶対に大切にすることを心に決めた。

✅所感

いつもとは違うバンドでサポートの仕事をするというのは、違った技術が求められるように思う。
相手が求めてきた通りの音を出すのがサポートの仕事だが、自分の音を殺して相手と音を作っていくのはとても難しい。
ロックはレイヤのように大人な考え方をせず、ぶつかり合って音を作ることを選んだ。
ロックなりの正解を見つけ、腐ってしまったミラドリを巻き込み推進していく姿が、とても羨ましく思った。
自分はもう推進していく力が残っていない……。


個人的に好きだったのは、ラーメン銀河でのシーン。
ミラドリのメンバーが練習帰りに「4人で」ファミレスに行ったと話すところ。
哀愁が漂っていたことや、自分の学生時代を思い出して儚さ大爆発してしまった。

ミラドリには他の3人に愛想を尽かして辞めてしまったメンバーがいた。
学生時代は純粋に楽しくバンドをしていたに違いない。
しかしプロになってから、売れなくなって惰性で音楽をやるようになってしまった。
お金を稼ぐために演奏する音楽って楽しいのかね……。


あとは後の重要な伏線になりそうなのはこれ。
RASの勧誘を諦めていない音楽事務所の社長さん。
Roseliaのように事務所には属さない方向であるRASの今後の動きに、注目。

(更新日:2023/05/18)


#221:朽ちぬ薔薇、その色は

2023-05-08 21:00:00 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』

✅期間 :2023/04/29~05/08

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✅概要

ファッションブランド『エルデ・トリッシュ』とのタイアップが決定したRoseliaは『エルデ』のポップアップストアに足を運び、世界観の理解に努める。
ショップにいたお客さんから、『エルデ』が昔から変わらない同じテイストの服を作り続けるという、ブレない芯のあるブランドだと聞く。
手ごたえ十分にデモテープを用意するが『エルデ・トリッシュ』の担当者からRoseliaらしさ(ゴシックで荘厳な雰囲気)を求められる。
それはデビューする前の所謂「初期Roselia」のものである為、作り上げた曲は「昔の曲の模倣」になってしまい、友希那は思い悩む。
新しいことに挑戦し、進化し続けることが「Roseliaらしさ」と考えると話す燐子の言葉をきっかけに、Roselia全員の協力で、曲を作り直す。
実際に打ち合わせに出席し、友希那は『エルデ・トリッシュ』の担当者に思いのたけをぶつけ、担当者を納得させる。
作り上げた曲はポップアップストアで流れ、評判は上々。
しかしこれから先、プロとしての仕事と、Roseliaの魂を天秤にかけなければならないとき、どう選択するのだろうと友希那は思いあぐねる。

✅『エルデ・トリッシュ』の「トリッシュ」
少し組み替えると「シュリット」=「一歩」という意味になる。
これまで作り上げてきた『エルデ』の一歩先をみたい、新しい挑戦をしたいという思いが込められている。

✅所感

音楽は自由に演奏できるから楽しい。
しかし、仕事としての音楽は息苦しい。
仕事である以上、自分たちの信念(希望)を貫いて相手を蔑ろにするのは許されない。
一方で、相手が求めていること、期待していることに応えるだけなのも違う。
自分たちの信念を貫きつつ、相手と折り合いをつけて曲を作り上げなければならない。


周りの期待する「Roseliaらしさ」と、自分たちが考えている「Roseliaらしさ」にギャップがあるかもしれないということ。
そして仕事をするうえで、どちらかを選ばなければならない瞬間があるということ。
プロになったRoseliaに立ちはだかる壁のひとつだ。
これから描かれるストーリーで、どのように壁を乗り越え、成長するのだろう。


それにしても、クリエイターってすごい!
私から見れば、クリエイターとしてお金を稼いでいる人たちは、本当に華やかでキラキラしているようにみえる。
でも裏ではきっとRoseliaと同じように葛藤し「産みの苦しみ」を感じているはず。
すごいな、本当に尊敬する……。

(更新日:2023/05/03)