よくなぜ海外サイクリングするのか?と聞かれます。いつも「安全だから」と答えています。
私の住む阪神間は海と山に挟まれ、東西には道路が走っていますが南北は六甲山系に阻まれ
老いた私の貧脚では登れない坂道ばかりです。いつも自転車担いでの輪行となります。
まともに走れる道はホームグラウンドの武庫川サイクリングロードだけで、20〜30kmトレーニングに
走ってます。
段差だらけの歩道や、信号、電柱、マンホール、側溝ブタだらけの道路。自動車を中心にしてきた道路行政。
危険がいっぱいで走れたもんじゃ有りません。
ではドイツの何処がいいのか、私の個人的な意見ですが書いてみます
①サイクリングロードの充実
全国至る所に自転車専用道が整備されています。郊外は当たり前ですが街中でもきっちり自転車道が
確保されストレスなくサイクリングが楽しめます。
但し交通ルールは厳しく違反をすればきっちり罰せられます。
日本の様に駐車自動車が邪魔をしてません。
確保された自転車道
②朝食が充実している
これは好みがありますが、乳製品、卵大好きな私には天国です。
日本では味噌汁、納豆、海苔みたいなもんでしょうが
どこの安宿でも生ハム、チーズ、卵、ヨーグルトなどが食べ放題です。
おまけにお昼用にサンドウイッチにして持ち出しても何もいわれません。
逆に持っていけばとも言われます。これで昼飯の心配無くサクリングできます。
③自転車そのまま列車に乗せれる。
ICEなどの一部の特急をのぞいて、自転車を簡単に乗せれます。
目的地まで時間が足りない時など便利です
④キャンプ場の充実
川沿いなど至る所にキャンプ場があります。10ユーロ前後でレストランやサニタリーのついた
素晴らしいキャンプ場が沢山あり、探すのに困りません。今回も半分はキャンプ泊の予定です。
またもう一つの大きな理由は国内旅行が高くつく事です、特に交通費の高さです。日本ではシニア割引などなく
高速バスなども自転車乗せてもらえません。すぐに数万円になってしまいます。ドイツでは早割制度が色々あって
正規料金の2〜3割で買えますので今回もメイン移動の切符は既に購入してます。
日本でも考えてくれば多くの年寄が利用すると思うんですが。
同じ金額で海外ならば倍ぐらいの日数楽しめます。
例えば2週間の旅行で台湾で10万円迄、ヨーロッパで30万迄です。2人では宿泊費が半分になるので
もっと安くなります。
アルバイトや貯金に励み結局は海外サイクリングを選んでしまいます。