標題の通りでKittyとCOLOSSUSの結婚特集号が一緒に到着した。しかし、それを読まずにまずは今回紹介するX-MEN Gold (“XG”)のXG 27号、28号を読んでみた。
筋書をMarc Guggenheim 、27号の画をGeraldo Borges、28号の画をMichele Bandiniが担当。両号共回想シーンはDavid Marquezが担当。添付画像は、Phil NotoによるXG 27号の表紙を採用。Notoの画はいつも良い。
前回もMarquezの画を褒めたんだけど、今回も良いな。John ByrneがX-MENを去ったあたりの初々しいKittyとCOLOSSUSを丁寧に描いている。そして、本編の画を担当したBorgesも非常に良かった。レギュラーになって欲しいな。もしくは、SPIDER-MANを描いて貰っても構わない。
次に粗筋をさらっと。前号で、突然変異Sentinelに攫われたCOLOSSUS。彼を助けようとX-MENが向かった先はSavage Land。目的はCOLOSSUSの中に残っているミュータントを殺すウイルス、Legacy Virusを摘出し、全世界にばら撒く。陰で糸を引いているのは最近出てきたX-MENの敵役、ミュータント嫌いNance。
気に入ったシーン、台詞を紹介。STORMがRachael Summersを心配していろいろ声をかけてくるのだが、それを彼女は受け入れない。その時のRachaelの言葉。”I’m not my mother. And I sure as hell don’t need another one.” 最初のmotherはDark Phoenixを指している。まぁここまでは良いのだが、その後のanother oneはSTORMが母親のように心配していることを指している。X-MENの歴史をおさらいした上での台詞で非常に好き。
X-MENの歴史で言えば、未来の世界でMutant Houndとしてこき使われていたRachaelが再びミュータントであるCOLOSSUSを探すという発想は面白い。
さらに言えば、Savage Landは何度となくX-MENが事件に巻き込まれた因縁の場所だね。
XG 28号では、KittyがNanceを殴った後で言い放った台詞が面白いかな。”While a psychic KO might be effective, it is not as satisfying.” RachaelのテレパシーでNanceを唐キより、素手で殴った方が気持ちがスッキリするって感じかな。わかるね。
この突然変異Sentinelの名前がAlphaってのがどうも気に入らない。SPIDER-MANでSlottが売り出そうとした敵役の名前と一緒だ。ありきたりの名前だからしょうがないけど。
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