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あみの3ブログ

394杯目 限定2kgの煮干し 貪瞋癡@氷見12月11日

今やホームとなったラーメンが美味しいワインバー改め、昼は真面目なラーメ
ン屋。今回はきまぐれで「煮干しバカ」ラーメンに挑戦。
「煮干しバカ」にすると他店のパクリになるので、「バカ」を氷見の方言
「ダラ」に言い換えて「煮干しダラ」ラーメン。
「ダラほど煮干しを使ったラーメン」ながですちゃ!!    
翻訳すると(馬鹿な位沢山の煮干しを使用したラーメンなのですよ!!)


(写真提供:貪瞋痴)これなんだか解かりますか? ザルに入っているのが
出汁を採った後の煮干し片。2kgの煮干しを水出ししてゆっくり煮詰め、
さらに出汁ガラの煮干しを粉砕してさらに煮詰めて出来たのが右側の鍋。
これに鶏ガラ出汁を合せるのだそうだが、これを見る限りではとてもラーメン
のスープとは思えない(笑)

どうですか、この力強いスープ。醤油で味付けされているため褐色です。
着丼を待たずして、すでに辺りに漂う煮干し臭。臭いものほど旨い。
この匂い副鼻腔を通して食欲中枢を直撃。

スープを口にした瞬間旨い。煮干しが炸裂。しかし不思議なことにコッテリ感
がなく、アッサリとさえ感じる。それは動物系の出汁の配合比率によるもの
だそうだ。煮干しをじっくり煮出し、しっかりアクを取ることで苦みや
エグミがなく旨みが凝縮されている。魚粉では真似のできない奥深さ。
麺は加水低めのストレート細麺。これを硬めに茹でて、濃いスープに負けない
力強い麺に仕上げてある。前歯で噛み切るパツンという食感も申し分ない。
うーんと唸りながら、旨いと叫びながら一気に完食。

具材は別皿、オーブンを替えたら素晴らしい出来栄えになったというレア
チャーシュー。シットリ噛みしめれば旨みが滲み出てくる。
トッピングで熱が入らぬようとの配慮。具材は刻みネギだけでいい。

食べ終えた丼の底に堆積(笑)する沈殿物は魚粉ではなく、煮干し片。
煮干しの粉砕片なのだ。体中の毛穴から煮干しエキスが沁みだしてくるような
錯覚すらする。

さらに別の小皿で「ふのり」が提供された。このまま食べてもよいが無味無臭
スープに溶かし込んで粘度を出すためのアイテムなんだそうだが、気付いた
時には完食していました。
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