あみの3ブログ

185杯目【初訪】 夜専 丸三らーめん

某SNSの友達から教えてもらった夜専門のラーメン屋さん。
過去2回ともフラれ
今回ようやく食べることができました。


金沢市堀川町、JR金沢駅前でラーメン大河さんの近く。
丸三(まるさん)らーめん


間口一間、3坪程度の極小店舗。スタンドバーみたい、
店主いわく「うちはラーメン屋でなく屋台です」
駐車場は無く、営業時間は18:00から02:00となっていますが
〆のラーメン、呑んだお客が中心となるので
実際お店が開くのは19:00過ぎです。


店内は厨房に正対するカウンター5席と
背中合わせに壁に向かって5席(中待ち席かと思った)がぎゅっと詰め込まれている。
もちろん店主一人での営業。
厨房から一切出なくても対応できるシステム。
水はセルフで紙コップ。洗い物を減らす工夫。
配膳もしません、出来上がったら客が取にくる。
とにかくオペレーションの最適化が図られています。
すなわちコストの削減。

この若き店主は2・3年前に丸三らーめんの創業者から営業の権利を引き継いだそうだが
その経緯が面白い。
他の事業から転業してラーメンを一から勉強したそうで、今では本業になっている。
かなり勉強熱心で、ラーメンに向き合う姿勢も積極的と感じるが
持ち前の話術でそんな苦労は表に出さない。
家庭や家族も大切にしながら、夢に向かって努力している姿に共感する。
ぜひ、目標を達成してもらいたいものだ。


さてこちらのメニューですが
基本出汁は、鶏がらの清湯スープ。
イチオシメニューはニンニクらーめん
仕事帰りのサラリーマンのスタミナ補給に大人気だそうです。
2番目は鶏塩らーめん(塩らーめん)親鶏の直火焼きがトッピングされています。
中華そば(スタンダード昔ながらの屋台の中華そば)
金沢和風らーめん(くせのない煮干しの風味豊かならーめん)
そのほかに
店主気まぐれメニューの濃厚ラーメンというのがあるらしいが
手間が掛かりすぎるので
ごくまれにしか作らない様子。
常連さんでないとありつけないメニューですね。


鶏塩そば 780円(込)
店主の以前の仕事が焼き鳥屋だったと言うだけあって


鉄板焼き(フライパンで代用 (笑))の鶏肉は旨い。
鶏がら出汁であっさり塩味のラーメンに



塩コショウで味付けした鶏肉がマッチングしています。
ワカメは塩ラーメンにはOK?ですね。
白ゴマを振りかけ出来上がり。


麺はすべてに共通なツルっとした黄色い玉子麺。
硬めの茹で加減がいいです。



金沢和風らーめん 780円(込)
基本の中華そばが680円(込)なので
それ以外は一律100円増し、です。
出汁と麺は当然ながら共通。


金沢と冠するあたり
県外のお客を意識したメニュー。
興味を惹く戦略です。
甘口の濃口醤油に魚介の風味が効いて、
上品とは言えないけれど、それらしさはあります。
炒め野菜のコクと旨みが、店主の好みだそうで
野菜ラーメンにならない程度の量がトッピングされています。
したがって、炒め油がくどくならない絶妙なバランスで
味に深みを与えています。

店主は「うちはラーメン屋じゃないのでガッツリ評価なんかしないで下さい」と念を押された。
「屋台らーめん」と言い切って、肩肘張らない余裕にちょっと魅力を感じました。

いい出会いの時間を過ごしました。
ごちそうさまでした。
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