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あみの3ブログ

16406 中能登の里山にキラリ光る、ラーメンはセンスだ! スプーン&ヌードル@石川県中能登町 ニボとニボニボ 10月1日

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待ちに待った「ラーメンあります」の告知。 先週は土壇場でスープ不出来で中止(;^ω^)
祈る気持ちで開店時刻を待ちました。

石川県羽咋市からもう少し奥に進んで、里山の民家にそれはあります。夜の空がこんなに暗く星がキレイなのは、ある意味感動的。


店主さんが週末の夜にだけオープンさせる 隠れ家のようなバー Spoonn&Noodle(スプーン&ヌードル)
こじんまりとした店内はカウンターと奥にボックス席、仲のいい友達と語って、飲んで、食べて、歌って。そんな空間です。


店主がラーメンを手掛けた動機は近所のラーメン屋さんが無くなったからだそうで、どうしても食べたいから自分で作ろうという単純な発想。「やるからには徹底的に」が身上の様で、リーマン稼業の傍ら週末を中心に本やDVDで勉強したとの事。それが1年半前w。

動物系の出汁、魚介の出汁、チャーシュー、煮玉子、メンマの塩だし・味付け。香味油、醤油タレまですべて手作り。重要なファクターである麺や醤油はインターネットでメーカーから購入するという徹底ぶり。ようやく自分で納得のいくものができ、友人・知人など常連客へ飲んだ〆にラーメンを提供。それが好評でさらにやる気を出すというプラス思考w
7月に初めて頂いた煮干しラーメンは、とても経験1年半の片手間とは思えない出来栄え。
なので、次作を首を長くして待っていたと言う訳です。

今回も煮干し系の清湯スープ。題してニボとニボニボ
鶏ガラ煮豚の動物系出汁と、別に煮出した鰯・飛魚・秋刀魚の煮干しや節の魚介出汁による合わせ出汁いわゆるWスープ。
この配合を5:5や魚介強めの7:3に調整することでニボ感を変えようと言う訳。
5:5
7:3
薄暗い照明でスープの色目の違いを表現する能力が無いことをお詫びいたします(笑)


地元の肉屋さんから購入した鶏ガラと豚肉、なんのブランドでも無いけど普通に美味しい。家庭用の火力でも、しっかり付きっ切りでお世話することで臭みやエグミを抑えることができる。煮干しや節も同じ、高い昆布は手が出ないがちゃんと美味しい。


麺は三河屋製麺の#22低加水ストレート麺
さすがに火力のせいかパッツン感が弱く歯応えがあまり感じられなかったのが残念。
盛り付けのセンスもいいし、具材の出来栄えも良い。


味の決め手の醤油は、かめびし醤油の濃口と薄口のブレンド。昆布やその他を調合しているがもちろん化調不使用。
香味油は煮干しで摂った自家製。


試作するのは週末だけ。提供するのも土曜日の夜だけで杯数も限られている。大きな冷蔵庫や製氷機、火力や火口も限られている中でよくぞここまでのラーメンを作る事ができるものだと感心する。

魚介出汁に使われている鰯煮干し、飛魚(アゴ)、秋刀魚節のブレンドですが、飛魚(アゴ)出汁ラーメンとかサンマ煮干しラーメンなんかも面白そう。鰺、鰯、シロ・アオ、いりこ等を使った煮干しと差別化してもいいですね。
あとは温度と時間の管理。最適な組み合わせを見つけるための試作時間が欲しいですね。それと毎日作ることが経験に繋がるのですが、現状では厳しいか~。近くなら毎日でも試作品を食べるのに(笑)

今は原価を気にせず、思ったことに取り組んで欲しいですね。 次作にも期待してますよ♪

♪ ♪
【お店情報】

お店のWebページは→こちら
お店(店主)のtwitterは→こちら

店名;スプーンアンドヌードル (Spoon & Noodle)
住所;石川県鹿島郡中能登町高畠へ-21-1
電話:090-7748-9114
営業時間;20:00~24:00(土曜日のみ営業)
定休日;月・火・水・木・金・日曜日
駐車場;なし、農道に路駐
地図;
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