人口51000人ほどの喜多方市にラーメン店が約120軒もある《ラーメンと蔵のまち》
元々は《蔵のある町》として有名だったが訪れる観光客がラーメンを紹介したことと折からのラーメンブームで全国区になったとか。
『まこと食堂』『あべ食堂』と共に数えられる喜多方ラーメン御三家『坂内食堂 喜多方本店』
前夜Twitterでの情報収集によれば『喜一』は7:30で本日分完売(;^ω^)
『坂内食堂』は3時間待ち、行列が一区画先で折れ曲がっているとのこと(;^ω^)
簡単に《朝ラーが食えるラーメン食堂》、と思っていましたがこれは大変なことになっているな!
【到着】
朝7時のオープンの30分前にいく予定が(笑)店着5時前で見事シャッター長
さすがに早すぎたか(;^ω^)
しかし、その後県外ナンバーが次々と訪れ専用駐車場は早々に満車。 朝の空気は冷たく暫く車内で待機。
前日の『とら食堂』と違ってウェイティングボード方式ではないのでひたすら並ぶしかありません。
開店の7時にはざっと100人くらいの行列になっていました(;^ω^)
【開店】
定刻7時に開店。
先ずは厨房窓口にあるお会計所で注文と先払いというシステム。
昭和の佇まいが残る広い店内は太い柱が天井を支える構造で、土間にテーブル席、申し訳程度のカウンター席、そして小上がりがある。
隣にはお持ち帰り専門の売店も併設。ハイカラな英文のメニュー看板が時空を超えた違和感(笑)
外人客が多いことと、
【メニュー】
基本は「支那そば」のようで、載せ物のバリエーションで「肉そば」「ネギラーメン」「ネギチャーシュー」それぞれに大盛りが設定されていますが、単純にプラス〇〇円ではなくメニューによって単価が違うので麺の量だけではなく載せ物の量や枚数も増えるという意味なんでしょうね。
あと「冷やしそば」「冷やし肉そば」なんてのもありました。白河もそうですが年中「冷やしメニュー」が有るんですね。
、、、昭和の食堂の定番〈おしながき〉
【肉そば 1000円】
丁寧に盛り付けられた豚バラスライスのチャーシューが見事! ぐるっと丼を一周してから真ん中に〈田の字〉を書くように並べる職人技。
柔らかいながらも肉の噛み心地を感じる絶妙な仕上がりで、脂身とのバランスもいい。 下味は薄目でスープを邪魔しない脇役に徹しているが、チャーシューの煮汁や油がスープに染み出しコクがある。
スープは琥珀色をした豚清湯の塩味。 ほんの少々隠し味程度に醤油を加えてコクと深みを出している。後を引く旨味。
印象としてはちょっとしょっぱいかな、でも「塩ラーメン」なので当然(笑)
喜多方ラーメンと言えば醤油味と思っていましたが、塩味や味噌味もあるそうです。
またこちらのように塩と醬油の中間的な味付けもあって各店各様の味が楽しめるわけですね。
麺は喜多方の特徴〈平打ち熟成多加水麺〉
透明感のある艶やかな麺肌でツルもち。 もともと縮れが入っているようだが茹でる際にもう一度手もみを加えているので啜った際のスープの飛散がハンパない。
一般的には幅4ミリほどの麺が主流だそうですが、そうすると#8くらいの切り刃でしょうか?
でも平打ちなので麺の幅ほどには太く感じません。 しっとりした肌とコシが特徴です。
自家製麺かと思ったが多店舗展開と客数からしてやはり製麺所委託の麺のようです。
朝一『曽我製麺』と書いたワゴン車から坂内食堂専用ケースに収められた麺が10箱ほど運び込まれていました。
こちらの製麺所では他にも市内有名店に納入されているようです→こちら
【喜多方老麺会】
〈地域ブランド確立のため、地域団体商標制度での商標登録を目指した組織〉
喜多方市内に約120軒ほどあるラーメン店が、集まり作った団体が「喜多方老麺会」です。
喜多方老麺会に加入している店舗店先には、黒い「喜多方老麺会」ののぼり旗を掲げております。、、、喜多方老麺会公式HPより引用
土日祝日には喜多方市役所の無料駐車場に車を停め、老麺会マップを片手に食べ歩きして、蔵のある街を散策するのもいいでしょうね(^^)/
※、、、2020/9/22ご指摘により訂正
喜多方にあるのは本家本元『(株)坂内』で、
全国展開しているのが、
『喜多方ラーメン坂内 小法師』や、
喜多方ラーメン坂内を展開する『(株)麺食』
等がある。
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【お店情報】
お店のWebページは→こちら
お店(店主)のTwitterは→こちら
店名;坂内食堂(ばんないしょくどう)
住所;福島県喜多方市字細田7230
電話:0241-22-0351
営業時間;7:00~18:00
スープなくなり次第閉店
定休日;木曜日(祝日の場合営業)
駐車場;隣に6台あり 土日祝日は喜多方市役所の駐車場が無料で利用可能
地図;