最近訪問頻度が高い金沢の麺屋夕介（ゆうすけ）。今回も限定が出たよ、という事でいそいそ出掛けました。前回は濃厚豚骨屋の夕介が鶏白湯を初めて手掛け、合わせる麺も太縮れ麺という極めて挑戦的なラーメンでしたが、今回はその延長線上にある「煮干し+鶏白湯」その名も「にぼパイタン」６月８日（月）～14日（日）までの1週間限定です。
最初の1杯は9日（火）に頂いたもので、合わせる麺は前回同様の もっちり縮れ太麺。
鶏白湯はわりとサラッとしながらも旨みが凝縮し、煮干しとのバランスも良く無難な出来栄え。せっかくの限定なのだからもっと挑戦的でもいいかな、という印象でした。
このもっちり太麺が賛否両論。もう少し細い、既存の麺で食べてみたいという声に応えて翌日から麺が既存の太麺に変更になったとの事。そこまで言われりゃ検証せずには居られません。
6月11日（木）定休日なのですがお昼の部だけ特別営業するとの事なので、取るものも取り敢えず行って参りました(笑)
にぼパイタン 普通麺バージョン
麺もさることながら、スープの味わいが相当グレードアップ。白湯の旨みが強くなり煮干しが1歩前に出たと言う印象。その分塩分も若干高くなって骨太。その点、店主に確認したところ「煮干しの配合を若干変えたとの事」。僅かな差がこうした変化に繋がるのは面白いし、逆にコワイ。
麺を普通麺に替えたら普通すぎて面白くない。やっぱり前のもっちり縮れ太麺が良かったという声もあったとか。お客は勝手なものですね。でもこれも限定での楽しみ、きっとたくさんのノウハウが手元に残ったことだろう。次への飛躍に必ず役立つと信じます。
