2018年冬に突然閉店した『ニューいちい』が2019年8月1日『いちい』として復活オープンした。
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地元紙によれば、
1955年小杉駅前でラーメン店を開業、72年に現在の場所に移転。二代目が生前、借金の保証人になったため自己破産し2018年冬に閉店した創業60余年の老舗。
しかし復活を願う声が強く、三代目の兄弟が新会社を設立し金融機関などの協力でお店を買い戻し営業再開に至った。
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富山県東部では『まるたかや』や『大喜』がそうであるように、『いちい』は『十軒房』(廃業)と共に県西部のソウルフードと言っても過言ではない。
訪れたのは2016年以来で
再開して10日が過ぎた8月10日の14時近くでしたが広い駐車場は満車、店内には十数人が中待ち。その後も客足が途切れることが無い盛況ぶりで、いかに皆が再開を待ち望んでいたかが窺い知れます。
新聞に掲載された通り若い兄弟が生き生きと動き回り、店内は活気に満ちていました。
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20分ほど待って「合席でも構わないか」と訊かれたのち通されたのは奥座敷のような小上がりの部屋で、ここで食べるのは初めてです。、
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メニューは手書きになりましたが価格は従前通り
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中華そば 700円
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鶏豚清湯の澄み切ったスープ。
懐かし系の醤油ラーメンの中にあっては、少し濃い目の醤油で甘みは強くない。後口に感じる僅かな酸味と動物性のコク、キレのある醤油。
表層のラードと醤油感が若干控えめに感じるが昔と変わらない『いちい』の味だ!
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中細の縮れ麺もこのスープに欠かせないアイテム。たっぷりスープを絡めて口の中へ運んでくれる。
本来はもう少しプリッとした食感なんだが今日は少しダレ気味かな?(笑)、まさに厨房の忙しさを物語っているようです。
中盤にテーブルの白コショウを一振りすれば、スープは俄然パワーアップし懐かしい味が蘇る。
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連日の猛暑日、熱いラーメンを食べて火照った身体と舌を癒すため店内では名物の「ソフトクリーム」が飛ぶように売れていた。若い三代目が汗だくになって対応に当たっている姿が微笑ましく、応援したい気持ちでいっぱいになり暖簾を後にしました。
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【お店情報】
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店名;いちい
住所;富山県射水市三ケ白銀町802
電話:
営業時間;10:00~19:15(Lo)
定休日;木曜日
駐車場;あり
地図;