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まずは限定20食/日の 鯵醤油ラーメン。

大量の鯵煮干しの出汁と鶏ガラ出汁のWスープ。透明スープにやや濃口の醤油ラーメン。大野醤油と数種類の醤油を合わせてた特製タレはほんのり甘みを残しつつもきりっとした醤油の印象が強い。表層の香味油がラーメンらしさを強調。盛り付けた後にバーナーで炙ったトッピングの油揚げは「きつねそば」をイメージしたものかな?(笑) 案外醤油スープと合います。それもそのはず、試作段階で数種類の油揚げで試した結果だそうです。店主の茶目っ気を感じます。

鶏白湯が苦手な客層のための中華そばにアレンジを加え目先を変えた一杯。鯵煮干しの香りとサラッとした旨みが凝縮した中高年には嬉しいラーメンでした。

店内連食2杯目は、裏メニューの おさかな白湯。

メニューの裏に書いてあるので裏メニュー(笑)

「鶏白湯は濃厚すぎてちょっとー」というお客さんにとっては朗報です。鶏白湯の旨みを残しつつ、よりアッサリしたスープは魚介出汁中心のWスープ。鯵・鰯・鰹などの魚介出汁が中心の鶏白湯スープはシャバシャバとして凄くライトな仕上がり。これなら中高年にも安心して頂けます(笑)。

麺は中華そばと同じ、低加水の中細ストレート。小麦粉感漂うパツンとした食感の好みの麺です。

開店当初のコッテリに対してコッサリという幻のメニューがありましたが、それの進化系ともいえます。鶏白湯だけでもレギュラー、特濃、アッサリと大変なラインナップでは苦労も多いだろうと思います。大振りの肩ロースチャーシューは見栄えがあっていい反面、脂身の少ない部位でもあろうがパサッとした印象が残ったが、これも日々改善されていくことだろう。
しばらく訪問していないうちに味の改良やメニューの追加など、少しも目が離せません。それだけラーメンに対する愛情・熱意の表れだと、日々改善を応援しています。