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コンピュータとの思いで(その8:顧客対応)

顧客対応について、

少し詳しく述べると、コンピュータシステムを顧客に納入したのちのトラブルの対応であり、この当時は一報が入ると我々担当が先ず現地に行き現地調査に当たる。
コンピュータシステムは、当初、MT(Magnetic Tape)をベースとしたOS(オペレーティングシステム)の対応が主であった。
この当時のOSは、現代のパソコンのOSであるWindows とは異なり初モノは使用するなと言われるほどトラブルが多かった。
我々は、この問題のOS対応であり徹夜作業は当然という生活を送っていた。
顧客は、○○試験所、○○研究所、○○電力等と言った顧客が主。

次にディスク(disk)をベースとしたOSが開発され大幅にスピードアップし金融関係で使用されコンピュータの利用が急激に拡大した。
これに伴い私の担当範囲も金融等いろいろな分野を見ることとなった。
下記は一例です。

事例:「山陰、肥後、岡山へ出張」
先ず始めに、山陰の松江に2,3日のつもりでの現地調査が10日間にもなってしまった。
次に、その足で九州の博多へ打合せ会議に出席。
(なお、九州への出張は今回が4度目である。最初は、大分へ、2、3度目は熊本へ、何れも緊急のため飛行機。)
朝からそれも10時から17時までとダラダラ会議でまいった。
会議後こちらへ異動した同期の仲間と会い飲みに行った。
天神通から中州通りまでは昔の赤線地帯とかで、今でもそのままの伝統でいろいろな遊び場所が多い。。。省略
ホテルでの深夜、電話が、トラブルが発生したので明日顧客先へ来いとの事、すっかり酔いも冷めてしまった。

現地でトラブルの調査と監視。
再現テストを行い調査に全力を費やしたが再発せず最終的には原因が分からず再発時のワナ掛けをさせて頂いた。
この間二週間余り滞在。
最後は、岡山によってくれとの連絡が入り岡山で5日間。
2,3日のつもりで出かけた出張が何と一カ月近くになってしまった。
従って、ほとんど手ぶらで出かけたのが現地でいろいろ買い物して間に合わせたためかなりの荷物を持って帰ることになった。
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