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コンピュータとの思いで(その33:仲間の早期退職騒動)

2000年初め、仲間からの下記の早期退職に関するメールが入り、ここから早期退職騒動が始まる。

○○○の皆様
ご無沙汰しておりますが、皆様におかれましては、元気溌剌にお仕事に邁進のことと存じます。
このたび、自身の健康などを考え、早期退職制度にのって、退職することにしました。
退職日は、○年○月○日予定です。
長年、お世話になり、本当にありがとうございました。
退職後の目標は、
①初心に戻って、・・・等々。

二人目○○君から、○○です。
実は,僕も同様です。
退職日は、未定ですが、5月頃になりそうです。
いちどこの機会に皆で集まりませんか?
次回の幹事さんご発声願います。

三人目は○○君。
幹事ご苦労さまです。
私議、退職の件、予定通り○/○に決定しました。
その後のことは何も決めていませんが、暫くはのんびりしてから考えようと思っています。
集まることに付いては、○/○以降特に予定がないので何時でも可です。



と続くこと仲間の八割?殆どが対象となった。
既に退職している仲間にもメールが飛び交い急きょ送別会が行われた。

「某会社の早期退職優遇制度の実施について、当時のWeb広報より一部抜粋」
当社では、2002年2月21日から6月30日の期間に、40歳以上の社員の方を対象とする「早期退職優遇制度」を実施致します。
この制度は、定年退職前に自発的に退職される方に対して、通常の退職金に加えて「早期退職加算金」を支給するなどのプレミアムを提供するものです。
以下、「早期退職優遇制度」の概要についてご紹介致します。
・対象者:社員のうち、生年月日が1942年(昭和17)年から1962(昭和37)年までの方で、この制度により退職することを会社に申請した方。
・プレミアム:早期退職加算金
退職時の年齢に応じて、基準内賃金と賞与の最大2.5年分の早期退職加算金を通常の退職金に上乗せして支給します。
・再就職支援サービス:希望する方には再就職支援サービスを提供します。
等々。

当時としても年俸(基準内賃金と賞与)の最大2.5年分が+αされるというのは破格の待遇で予定より多くの退職希望者が出たと記憶しております。
この資金を元手に仲間の退職者のなかには企業を興したもの、サラリーマン時代の経験をもとに本を発行したもの、自分の趣味の道に進んだものといろいろな道を歩み始めました。
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