ハギ(ヤマハギ)の代表的な明るい紅紫色の花が咲いていました。
Webから;ヤマハギの開花は7~9月。
花は直径1センチ程度の小さな蝶形。派手さのないところが昔から好まれる所以だが、花期は長く、満開がはっきりしないまま咲き続け、いつの間にか花が消える。古来からハギの花の終わりは「花が零れる」と表現する。
2018-06-06 ヤマハギ
モリコロ、めだか池のユキヤナギ通りに「ハギ」(ヤマハギ)が咲いていました。
2015年09月11日 「萩」
草冠に秋と書いて「萩」、秋の七草の一つ、花はキレイであるが繁殖し過ぎて場所によっては萩刈も。(写真は、インターネットにてハギの花)
秋の七草:ハギ、ススキ、クズ、カワラナデシコ、オミナエシ 、フジバカマ、キキョウ
昔は、枝や葉は家畜の飼料や屋根ふきの材料に、葉を落とした枝を束ねて箒(ほうき)に、根を煎じて、めまいやのぼせの薬にするなど、人々の生活にも溶け込んでいたが、現在は、花を楽しむのが一般的で、場所によっては、葛同様に草刈りの対象ですね。
萩の由来は、地上部は一部を残して枯死するため、毎年新しい芽を出すことから「はえぎ(生え芽)」となり、しだいに「はぎ」に変化したと言われている。
「萩」の字は”秋”の”草(草かんむり)”なのでまさに秋の花だが、早いものは夏前から咲き出している。でもやはり秋の9月頃が見頃ですね。
秋のお彼岸に供えるのは、秋を代表する花の「萩」にちなんで「萩餅」→「御萩餅」→「御萩(おはぎ)」と呼ばれるようになったとか。それぞれには小豆(あずき)のあんこが入っている。萩の花をあずきの粒々で表現したとのこと。
あずきの粒は夏にできて、秋の「おはぎ」の頃にはまだ柔らかいために「おはぎ」は”つぶあん”にし、冬を越え春になった「ぼたもち」のときには、固くなった粒のままでは使えないので粒をつぶして”こしあん”にする、という習慣から、”つぶあん”と”こしあん”の区別ができたらしい。