アンナdiary~Part2

日々のこと。拓哉のこと。

「赤い奇跡」~前編~

2006年04月10日 12時05分42秒 | 過去ログ~2011年2月まで

フィギュアスケート選手りんこ(深田恭子)と
過去に同級生を刺し死なせてしまったタクシー運転手
沢田透(徳重聡)との恋愛もの?

赤いシリーズリメイク3部作の最後の作品。
いきなりフィギュアスケート選手の深キョンが氷の上をスイスイじゃなく
どてっ、どてっと滑ってます(笑)
ジャンプしている吹き替えの人は、ちょっと太めですが
深キョンに合わせたんでしょうか(苦笑)
深キョン=スポーツってのがイメージじゃないのですが
恋愛ものになると、私は結構好きなんです。

徳重聡って、石原軍団の新人でしょ?
一昔前の俳優さんって感じで、好青年なんだろうけど
全然惹かれるものがなくて、興味なかったんだけど
深キョンとのやり取りで、私の中での好感度アップ(笑)

深キョンの演技は好き嫌いに分かれるだろうなぁ。。。
なんせブリブリしてるし、お人形さんみたいだからね
でも、私はウォンビンとやった「フレンズ」で好きになっちゃったのよね。
今回も、すごく合わなそうだった徳重さんといい感じ。
深キョンのちょっと天然ぽい感じが、真面目な徳重さんの隠れた部分を
引き出していたと思う。

でも、過去に人を殺してしまった透にとってはりんこの思いは
ツライよなぁ。。。さけてしまうのもわかるなぁ。。。
友達の山田が邪魔だな。。。でも、池内君チンピラの役は
ハマリ役だわ。

りんこと透の恋愛、私は結構好き。

West Jewelryの社長の息子で宣伝部長の朗(林泰文)が
気色悪かったなぁ。
透とキスしているところをスクープされてしまったりんこ。
週刊誌の記者の神田うのが、イヤ~な役がハマリ役で
これからこの人達と、透の過去の殺人事件のことなどで
すったもんだするのでしょうね。

山口百恵の赤いシリーズは見たことがないけど
もっとドロドロして、韓国ドラマ風なんでしょ?
後編はドロドロするのかしら?

だけど、竹中直人は不思議な人だ。
この人が出ると、シリアスな場面でも笑っちゃうんだよね私。
振り付けの先生?なんか踊る姿はShall we Dance?の時を
思い出してしまった(笑)この人、絶対この役を楽しんで
自分の中で遊んでる(笑) 

この物語は、荒川静香がモデルじゃないよね(笑)
スケートを滑っている吹き替えの人は誰だろう

本日後編なので、今夜まとめてゆっくり感想書こう。 


映画「タイフーン」主演:チャン・ドンゴン

2006年04月10日 09時33分34秒 | 過去ログ~2011年2月まで

映画「タイフーン」を見ました。

    
 ネタバレあり↓

主演:チャン・ドンゴン

チャン・ドンゴンすごい熱演でした。演技がやっぱり上手いな~
脱北者から海賊になったシン(チャン・ドンゴン)の最後は壮絶だった。
昨日、FMラジオ聞いてたらDJの女性が「チャンドンゴンの魂の叫びに泣きました」
って言ってたので、この映画見てみようかなって思って見たのよ。
ホント、シンの魂の叫びを感じました。

そんな期待していなかったんだけど、気が付いたら泣いてたよ。
特にシンとお姉さんとのシーン。子供時代の回想シーン。
涙が後から後から出てきた

韓国映画すごいね。カーチェイスとか軍隊のヘリとか船・潜水艦
全てハリウッド並み。アクションシーンは迫力ありました。

海軍大尉役で出てたカン・セジョン(イ・ジョンジェ)のカーチェイスカッコえー。
韓国の男優さんって、みんな背が高くてガタイがいい。
徴兵制度があるから、体鍛えて出来ているんだろうけど
いい体してました。
この人、日本人好みの顔してる。

カンが母に渡した手紙に泣けた。

「母さん、これから20年前に韓国に来たかった男にこれから会います。
 
今は銃口を向けなくてはならないけど、生まれ変わったら友人になりたいと
 思います。」

シンとミョンジュが車で逃げる時、カンは撃てたのに2人を撃たなかった。
カンの優しさにキュン

シン(チャン・ドンゴン)のお姉さん役のイ・ミヨンも演技上手だった。
  

物語は、20年前に北朝鮮から亡命しようとしたある一家が
韓国への亡命を拒否された後、家族は北朝鮮の兵士達によって殺害された。
シン(チャンドンゴン)と姉のミョンジュ(イ・ミヨン)だけが生き残り
でも、生き別れになって2人が20年ぶりに再会。

          

生き別れになった時はまだ幼い少年だったシン。
中国をさまよった末に東南アジアを拠点とする海賊団の一員に。
海賊って言うと、ジョニー・デップのパイレーツオブカリビアンを
思い出してしまうんだけど(笑)これがまた、カッコイイのよ。

南北両方の祖国から見捨てられ、朝鮮半島全体に向けた深い悲しみと怒り。
シンの目が、絶対に許さないという執念の目でしたね。
シンを演じるチャンドンゴンの魂の叫びが心の中で響いた。



冒頭のアメリカ船籍の民間貨物船を襲撃したシン率いる海賊団
このシーンは、殆ど目を覆ってしまった私(苦笑)
ブラザーフッドもそうだったけど、人を殺すシーンがリアルで
私は苦手なんですぅあんな斧で襲いかかるなんてこわいよー
容赦せず、次々と殺していくシン。。。家族を北朝鮮の兵士に殺され
人の肉を食べ、木の芽を食べ、姉と生き別れどんな人生を歩いてきたのか
想像するだけでも壮絶なものだったと思う。

南を復讐するために、核廃棄物で朝鮮半島に死の雨を降らそうと企んで
いたシン。それを阻止しようとするカン。
この2人の友情?にもジーンときた。
なんか男と男のドラマって感じで、渋かった~。
2人ともカッコイイのよ。
世のおばさま達が惚れるのわかるような気がするわ。

台風が来ている時の最後のシーンは船上ってこともあり
回想シーン?夢のシーン?がタイタニックに似てた(苦笑)

シンの最後のシーンが悲しい結末だったけど
本当のラストに家族との幸せな時の回想シーン?夢?で
少し救われたかな?

客席は、年配のご夫婦が多かった。
若い人は殆どいなかったなぁ。

スケールが大きくて、アクションシーンもすごいし
チャン・ドンゴンが熱演しているし、見ても損はしないと思います。
ただ、ブラザー・フッドの時もそうだったけど
見終わった後すごく疲れちゃった。
入魂の一作って感じで、私はその現実を受け止めるのに
すごくエネルギー使った。
最近、ハリウッド映画がイマイチなんだけど
韓国と日本の映画頑張ってるな~って思う。
特に韓国映画はすごいかもしれない。

            
     
私の評価:(5段階評価)
       かなり甘めだけどね(苦笑)チャン・ドンゴンの演技が良かったので。