鉄平が猟銃自殺をするあたりから、涙止まらなかった
父に愛されなかった男は、夢半ばでこの世を去った。
皮肉にも、猟銃自殺をしたが為に鉄平は大介の本当の子供だと
知ることになる。
大介の本当の子供だと言うことは、原作を読んで知っていたので
驚くことはなかったけれど、なんて悲しい結末なんだろうと
無念で仕方なくて、涙が後から後からこぼれちゃって。。。
阪神特殊製鋼の制服を身にまとっての最期。。。
警察官になんと前田吟さん!なんて贅沢な(苦笑)
あなた!鉄平さんは、あなたの子供だったんです!
。。。って、寧子ママ。。。あんたが鉄平が大介と自分の子供だと
わからなかったのが、不幸の始まりなのに。。。
何やっとんねん!
鉄平の遺言。。。
「思えば僕の人生の中心にはいつも父がいた。
僕はずっとただ父に愛されたいと願い、父に褒めてもらいたくて
人一倍勉強もし、仕事にも打ち込んできた。
もしかすると鉄作りに熱中して、夢を追いかけたのも
その満たされない思いをうめるためだったのかもしれない。
高炉建設と海外進出を果たせば、今度こそ父に認めてもらえるかもしれない
と言う淡い期待は、いつも胸に忍ばせていた。
もしかすると父もまた、僕が生まれたせいで出来た心の傷を
うめるために、合併という大きな野望を抱いたのかもしれない。
全ての不幸は、僕がこの世に存在したことが原因だ。
僕の存在は、万俵家の家族やそれにかかわる周囲の人々を
苦しめてきたかと思うと、本当に辛い。
本来、僕は生まれてきてはいけない人間だったんだ。
なのに母は僕を産んでくれた、感謝の思いでいっぱいだ。
おかげで素晴らしい夢を見ることが出来た。
夢を追ったこの2年は僕の誇りだ。
支えてくれた全ての人に心から感謝する。
そして迷惑をかけた全ての人に心から詫びる。
これを機に、父にも母にも、もう楽になって欲しい。
僕の死をもって、万俵家の忌まわしいこと全が
終わりを告げると信じている。
そして僕の工場と、万俵家の家族を幸せに導いてくださるよう
思いを父に託して。。。
憎み合っていても、血は繋がっていなくても
僕の父親は万俵大介だった。
せめて一度でも、お父さんに微笑みかけて欲しかった」
。・°°・(>_<)・°°・。 エ~~~~~ン
。・°°・(>_<)・°°・。 エ~~~~~ン
鉄平!大介は、あなたの本当のお父さんだったんだよ!
って言ってあげたいよー
しかし。。。ドラマとはいえ、棺の中で眠る鉄平を直視出来ない
辛すぎるレビューするために、何回か見るうちに眠る木村君が
綺麗だと思ってしまうあたいを許して(苦笑)
また、阪神特殊製鋼が稼動し始めた。
デスペラードの音楽とともに。。。
新銀行と引き換えに大きなものをなくしましたね。
命を懸けた思いも、あなたには届かないのでしょうか?
鉄平は大きなものを残してくれました。
大介は相子と決別を決めた。
鉄平が敬介の子ではないとわかったら、もう相子の存在は
必要ないんだと思う。
大介はずっと父・敬介の亡霊に苦しんできた。
その苦しみをうめるのに、相子の存在が必要だったのかも。
阪神銀行と大同銀行が合併して東洋銀行が発足。
富国銀行に東洋銀行をのみこませてくれと大蔵大臣に言われる美馬!
金融再編の火蓋を切るための合併に過ぎない。
志を失った銀行の未来は明るくない。。。
「人間はちっぽけな存在だ。
自分を強く見せようとして、背伸びしては傷つき
その傷口を自分自身で広げてしまう。
愚かで弱い生き物だ。
だからこそ人間は、夢を見るのかもしれない。
夢の実現には困難をともない、時として、夢は人を苦しめる。
それでも僕は、未来を切り開くことが出来るのは
夢に情熱を注ぐ人間の力だと信じている。
しかし、志を忘れた時、栄光はすぐに終わりに向うだろう。
でも、僕は何故明日の太陽を見ないのだろう。。。」
-THE END-
色々と文句ばかり言ってた華麗なる一族ですが
最後の鉄平の言葉は、未来に続く言葉だと受け止めました。
私は満足な最終回でした。はぁ。。。泣き過ぎた(苦笑)
将軍様。。。。池に浮いてましたよね?死んじゃった?
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