すでに、あちこちで話題になっているキネマ旬報
キネマ旬報 2009年 7/15号 [雑誌] キネマ旬報社 このアイテムの詳細を見る |
やっと香川さんの記事と時評の(下)をしっかり読むことが出来た。
読めば読むほど胸が熱くなる香川さんの言葉。
文才のある人だね、素晴らしい。
うわっつらに言葉を並べてるんじゃなくて、共演者として一緒に仕事を
してきて感じた思いを言葉にしているから、心にジ~ンとくる。
比喩がすごいよ。
ファンならみんなわかっていることだけど、香川さん流な言葉で
綴られると泣けてくる。
どんな状況下にあっても、決して逃げない、後ろに引かない
常に前を見てる。
ひとたび人と接すると、100%真摯にその人とかかわろうとする
スーパーポジティブ人間。
『長いライティング準備の間も一歩たりとも立ち位置を動かないと
伝え聞く高倉健の、現場に対する 並々ならぬ姿勢と同じ覚悟を
私は木村拓哉の中に見ずにはいられない』
この間エキストラで参加した時に、自分も感じた光景があった。
あるシーンの撮影前、一点をジッと見つめて動かない拓哉がいた。
エキストラやスタッフに見られている中で、遠くをジッと見て動かないの。
どこを見てるんだろう?って、後ろを振り向いたら唐沢さんが構える
カメラがあったのよね。その一点を見つめる眼差しに、たかがエキストラ
だけど。。映像には映らないかもしれないけど、拓哉に恥ずかしくない
演技?をしなければいけないって思った。
ホントは、ずっとずっと、ずっとずっと、穴があくほど見ていたかったけど
その拓哉の立ち姿に、いい絵を作っていかなきゃって。
スタッフの人から、チーム九十九のプライドを持って下さいって言われた時
身が引き締まる思いだった。
もうね、外見の美しさだけじゃなくて全てにやられちゃいました(笑)
ただ今、ビョーキ中!ぴーぽーぴーぽーぴーぽーぴーぽー
それからtele-junの時評(下)石飛徳樹さんのテレビ評。
前月号の(上)を読んだ時は『ドラマのTBS』は力み過ぎていると言う言葉に
ちょっと反発してしまって、どうせまた拓哉批判なんだろうなぁ。。。って
全て納得は出来なかった。
でも(下)を読んで、この人の言ってることは的を得てるかもしれないって
思ってしまいました。
『木村拓哉は彼一人出ていれば数字のとれる貴重なスターである。
豪華なゲストで華やかさを補強しなければならない理由など
どこにもない。
むしろ、シンプルな物語の中に木村を置いて彼の演技をじっくり
見せるべきだと思う』
九十九君は愛おしいキャラだけど、ハマりかけているところで最終回。
九十九にどっぷりハマってないんだよ~!ってジタバタしている自分が
います。最初は、シタオにやられたからかな?って思っていたんだけど
この時評を読んで、なるほど唸ってしまいました。
今度はもっと木村拓哉の演技をじっくり堪能して
ロンバケの時みたいに、その役にハマって落ちたい
でも、香川さん、水嶋ヒロ君、綾瀬はるかちゃん。。。そして拓哉。
この4TOPでの絡みはもっと見たい。。。