あんだんて・かんた~びれな日々

生きることは面白い、思いがけない人生の旅路 DANとKEIとの日常記録です

蔵出し一枚

雪下ろし

2020年12月21日 | DanとKei’sダイアリー2020
雪が降り続いている




雪にも負けず!

2020年12月20日 | DanとKei’sダイアリー2020
ドカ雪が降り続いて、地元の人たちもびっくりの年末である
交通網はマヒ状態。。スキー場は、降り続く雪で整備ができずオープンが延期された
そんな雪の中、少し日差しが出たので記念写真を撮っておく



白い朝

2020年12月18日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”
宇宙のキャンバスに
神さまが白い絵を描く
深く優しい冬の朝
厳寒の雪国の白い朝
感動が吐息となって
両手から白く零れる
神さまの白
ひと色の朝
わたしの胸はあたたかい




2020年師走によせて

2020年12月15日 | DanとKei’sダイアリー2020


コロナに怯えた一年
わたしは、いったい何をしていたのだろう
行きたいところへも行けず
我慢の2020年がもうすぐ終わろうとしている
外は雪
しんしんと夜が更ける   
                  ー Kei ー



ラプソディ・イン・ブルー / 辻井伸行




神さまのカレンダー

2020年12月01日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”

季節の巡りは
神さまのスケジュール
きょうもきっちりと雪が舞う
結晶を一匙掬っては
溶けていくままに思いだしていた
この一年のあれやこれやを
目の前のカレンダーは
あと一枚だけ
ふわふわふわっと年の暮れ




冬の臨界点

2020年11月30日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”
気配を消すように雪が降る
遠くを走る電車の音も靴音も消え
音のない世界へと入っていく
時の流れにゆだねた日々の
あの日の路面電車は今も
走っているだろうか
いま町はしじまの中に
白く息づく
わたしは宙(そら)のなかを歩いていく
ちっぽけな愛しさを抱えて




たかが恋

2020年11月23日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”
不意に心が泡立って
そんなつもりはないのだけれど
ぬるりあなたが顔を出す
毛布を掛けてくれたあの時や
仕方がなかった別れのことや
振り返るつもりはないのだけれど
まだどこかに棲みついているようで
わたしは歩く たかが恋
首筋吹き抜ける冷たい風に
ジャケットの襟を立てたPM5時の秋深し




握りしめてきっと

2020年11月23日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”
この世界のあれやこれやを欲したり諦めたり
行きたい処へ辿り着きたいという願いだけは
確かにあって迷わずにそう想っている
今日の日を潜って行けばきっと叶うと信じていて
そんな日々を握りしめて歩いているのだけれど
大丈夫きっと新しい明日へ繋げてみせる
冬の地球(ほし)だって燃えているのだから
そう心に何度も言ってみる




ストッキング

2020年11月20日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”
山脈から吹き降ろす風に混じって
雨の匂いがする
過去に寄り添う午睡の時は過ぎて
ブルーグレーの夕暮れひとつ
空が夢を冷やしに来たのね
と、わたしはひとりごちながら
ストッキングをはく
日々は遠く儚く、そして明日をみる




言の葉舟

2020年11月18日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”
心の隅に押しやっていた感情を
水に流そう
言の葉の舟にのせて流そう
一つ目の言の葉舟には
やり切れなさを
二つ目には哀しみを
三つ目には淋しさを
取るに足らぬことだったと
そう思えるまで水に流そう
そうして
美しい言葉をみつけよう




晩秋の頃

2020年11月17日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”
置いてゆく秋の狭間の
 雨に洗われた空
 サクサク落ち葉
 恋人との約束
 机の上の読後の本

置いてゆく秋の日の
 窓辺の鉢植えシクラメン
 きょうは少しだけ夢みて過ごそう
 めぐりあいと
 数えきれない明日のために




万華鏡

2020年11月15日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”
ささいな行き違いから
冷やされた会話は
壁を伝って影絵のように
ユラユラしてるし
繋ぐチャンスを逃した指は
ポケットに突っこんだまま
丸まってる
見上げた夜空の星は
煌めいて街は万華鏡
ふたりはまだ途中





ルナの海

2020年11月01日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”


水彩色の朝

2020年10月22日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”


風うた

2020年10月20日 | Kei's ポエム “風のアダージョ”
時季 (とき) のなかにうかぶ
旅立っていった人たち
かけがえのない人たち
懐かしさがくぐもる胸いっぱいに広がって
過ぎた日々が遠景になって切なくて
ひとり風に凭れ
逢いたくて愛しくて戻りたくなるけれど
月日を泪でみるのはもうよそう
揺れる想い風に染め
空へかえそう
風は流れるもの
風はゆくもの
きょう 風はセピア色




著作権はDAN&KEI に帰属します

             Copyright © 2015 DAN&KEI All Rights Reserved.