皿に盛られた熱帯夜 2020年08月10日 | Kei's ポエム “風のアダージョ” 明かりを消した窓から 忍び込む生温い風 倦怠的なジャズ音 ジットリと汗ばむ肌 白猫がビルの角で 闇を見上げ喉をみせる 全てが気怠く 静止する真夏の夜更け 愛が空瓶に突っ込まれたまま 転がっていた #詩 « 人と時と季節の中へ | トップ | 鎮魂のヒマワリ »