爪 2020年07月01日 | Kei's ポエム “風のアダージョ” 熱気を孕んだ風が 地中から生まれてきそうな日 軽い眩暈を覚えながら わたしは爪を塗っていた バス停で君を待った夏は 空を隔てて遠く 嫌いになりかけてた夏の 匂いが蒸されていく 爪を塗り終えるのを合図のように 君のいない新しい夏がまた始まる #詩 « 7月が始まったよ | トップ | ステキにフライデー »