作戦は「いのちだいじに」（真面目に持病の話）

今更ながらボクの病気「睡眠時無呼吸症候群（通称ＳＡＳ）」の重症具合を報告。

「生命の危機ですよ」
「死にたくなかったら入院しろ」
「入院するつもりで来たんですよね？」

を、担当医に言わしめた、管理人の驚異の重症ぶりです。
まず最初に、体内に９０％以上の酸素があれば生命に支障はない・・ことには、
なっていますが、ボクの場合、
寝てる時間のうちの６５％弱が、酸素欠乏状態。
この９０％以下の数値を、０％にするのが、ボクの病気治療です。



ちなみに、トップ写真のように、健常者の方
（ボクは、起きてる時で有酸素運動をして、絶好調の時に測定しました）は、
９９ないし、９８％が普通に出ます。


呼吸が止まって酸素が急激な欠乏をする最長時間は、
３分３秒（その間、低酸素状態ってすごいよなぁ）。

呼吸が止まった直後の平均ＳＰＯ２（酸素濃度）は、７９％です。


こうなると、頭痛、動悸、不整脈、高血圧、脳梗塞などを引き起こします。

もちろん、朝起きると、頭痛い、目眩がする、ドキドキする・・・の日が続いて、
次第に眠るのが怖くなるの（今度寝たら、死ぬんじゃないか？みたいな）。



２枚目の写真は、呼吸の解析。
ボクの場合、閉塞型無呼吸（のどに空気がつっかえて、呼吸できない）が、８５％強。

呼吸停止が、最長で１分７秒。
１日のうちに２時間３６分。
呼吸が止まる回数は、１時間あたり９３．３回です。


ちなみに、先ほど話したＳＰＯ２（酸素）は、最低値で６２％。
ほとんど仮死状態。




こんなので、仕事なんか、できるわけもなく・・・・・・。
昼休みは、車で、ずっと睡眠。

酷いときは、仕事中も、コックリコックリみたいな。
いや、それどころか、いびきもかいてたかな。あの頃は。

でも、寝てるのは良い方。
生きてるのがホント、不思議でした。

だって、酸素吸ってないんだもん。
おまけに寝れば寝るほど、どんどん体調悪くなるし
（酸素が入らないから、頭がガンガン、心臓ドキドキ、
鼻血、高血圧、目の下にクマ・・・etc.）。


でも、寝なければ寝ないで、眠くて眠くてどうしようもなくなるし。


で、それが更に発展しちゃって、入院。
「肺胞低換気症候群」（肥満＆寝てるときの無呼吸のせいで、
起きてる時も常時酸素が欠乏状態）になっちゃったわけ。

だから、ボクの場合、痩せても、睡眠時無呼吸が完全に治るまでは、
有酸素運動を止めてはいけないのら。
（って、しょっちゅう中断してるけど）


ブログでも日常でも、家族にも、４０歳で死ぬ、死ぬ、って言ってますが、
ホント、この拾った命大事にしないといけませんよね・・・。


ちなみに、この病気になった原因といえば、
前の会社での超不規則な睡眠。

丸一日（２４時間）寝ないで、次の日は１２～１３時間寝ての繰り返し。
おまけに体重は９０㌔超で、印刷業（一時期、紙面製作にも派遣されたけど）。
身体に悪い悪い。
更に一人暮らしでビックマックとセブンアップの毎日。


あとは実家に戻ってからの暴飲暴食（主に三ツ矢サイダー）による体重１２０㌔超え。


今や、痩せれば済むってものでもありません。
実際、治ったか１度検査しましたが、結果は（３月２７日記事参照）。
まだまだ寝るときは、呼吸器が手放せません。

秋葉とかお台場とか電車で泊まりに行くときは、
これが邪魔で邪魔で（車なら、まだ良いんだけど）。


とにかく、気合いで直すぞ。
毎月１００００円の出費は痛い（コスプレ衣装買えるじゃん。毎月）。