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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

柔道世界選手権 日本初の金二ケタ!

2010年09月14日 | スポーツ全般

昨日まで5日間にわたって行われた世界柔道。
日本はしっかりと実績を残しました。

『柔道の本家』として、
この世界柔道東京大会では、
意地を見せたいところでした。

結果としては、
これ以上ないと言えるものでしたね。

昨日の無差別級でも、
男子の上川、女子の杉本ともに、
世界の猛者を相手にしっかりとした柔道を見せてくれました。

上川の相手のフランスの選手、
礼も握手もなしに畳を去り荒れ放題だったようですが、
こんな行いをする選手が現れること自体が、
礼節を重んじる柔道ではなく競技としてのJUDOなんだだなあ・・・・・
と、妙に納得してしまいました。

判定自体はどちらに転んでもおかしくないものでしたし、
延長の後半は、
フランスの選手は明らかに失速していたのにね。

まあそんなことはさておき、
日本の柔道はその層の厚さを見せたということでしょう。

この大会は1階級で各国2人の代表を送り込めたということで、
日本の各選手にとっては『絶対勝たなくては』の重圧が多少減ったのが、
いい結果に結びついたのではないかと思っています。

今回改めてわかったのですが、
各階級共に日本は第1人者と後続の選手たちに、
ほとんど力に差がないということです。
ということで、
各階級に2人以上を送り込める大会では、
1人のみの大会よりも格段に有利ということですね。

例えば谷亮子など大エースを擁する階級でも、
後続の選手たちの誰もが『世界一』を取りにいける実力を秘めています。

そして、
今回から合宿などナショナルチームの指導の仕方を変えたことも、
いい結果を出せた要因なのではないかと思います。

さて、
次回のロンドンオリンピックは、
果たしてどうなるのでしょうか。

今回とは比べ物にならないような過酷な戦いになることが予想されますが、
アテネ五輪のときのような成果を出してくれること、
期待しています。


それから、
今回も一言。

昨日の放送でも、
世界選手権だというのに鈴木という一人の選手の動向ばかり追うような放送のありかた、納得できるものではありません。
『ZONE』『情熱大陸』なんていうインサイドストーリーの番組ではなく、
大会の中継なんですから、
しっかりと中継して欲しいと思っています。

ほとんど【K-1】の中継みたいなテイストの放送、
フジテレビもやはりスポーツ中継のレベルが低いと感じざるをえませんでした。

いまや実況中継で『まともに』みられるのは、
NHKかCS放送ぐらいですかね。

地上波ならびにBSでのスポーツ中継が人気がないのは、
そのスポーツ自体に人気がないのではなく、
【スポーツ中継】というものにあきれているからという側面、
あるんじゃないかなと思っています。

ショーアップして盛り上げるという思想を否定はしませんが、
その競技の魅力を如何についたえていくかという点を、
もっと考えなければいかんでしょう。


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