プロ野球では、
昨日から交流戦が始まりました。
交流戦の勝敗いかんではペナントレースに大きな影響を及ぼすため、
各チームともに気合が入っているところだと思います。
しかし交流戦は、
やはり空気がいつもと違って、
なんだかいいですね。
この季節に新鮮な対決が見られる恒例行事が、
野球ファンをわくわくさせてくれます。
さて、その交流戦。
昨日はセパ3勝3敗で、
まずまずの出足ですね。
今年はセ・リーグがやるのではないかと思っていますので、
興味津々の観戦となっています。
そんな中、
昨日は2人の高卒ルーキーが輝きを見せてくれました。
一人は楽天のオコエ。
久々の先発出場となった昨日、
第3打席で待望のプロ初ヒットを放ちました。
嬉しそうな1塁ベース上でのオコエ、
これからのプロ生活で、
一体何百本のヒットを重ねてくれることでしょう。
その第一歩の昨日の試合は、
彼にとっては一生忘れることができない試合となったでしょう。
もう一人は中日の小笠原。
どうも『中日の小笠原』というと、
いまだに2000本安打の小笠原道大を思い出しちゃうんですが、
この小笠原は昨夏の甲子園優勝投手の、
東海大相模のあの小笠原君です。
昨日の初先発。
中継を見ていましたが、
王者・SB相手に堂々のピッチングを見せてくれました。
5回は四球連発で無死満塁のピンチを作りましたが、
そこから見事に0点に抑え、
5回を投げ終えて勝ち投手の権利を得たところで交代となりました。
谷繁監督の期待、
ひしひしと伝わってきましたね。
5回のピンチには、
『自分で蒔いた種は、自分で摘み取ってこい』
とでも言いたげな表情で、
この18歳ルーキーを見守っていました。
辛抱強い、いい指揮官ですね。
結局8回に”元抑え”の福谷が大炎上でルーキーの初勝利を台無しにしてしまいましたが、
『次もあるぞ』
と思わせてくれる小笠原クンのデビューでした。
思えばオコエも小笠原も、
昨夏の今頃は『夏の甲子園へ』と、
必死に母校グラウンドで汗を流していた”高校球児”だったんですね。
最近は出来上がった選手が多いため、
高卒でドラフトされた選手でもすぐ1年目からデビューすることが、
驚きではなくなりました。
近年でも大谷、藤波、松井祐樹などはもとより、
森友哉や高橋光成なども、
1年目からきっちりとデビューを果たしました。
ちょっと前までは『高卒はファームで最低3年は鍛えて』が定番でしたが、
最近は全くそうではありませんね。
高校生ルーキーも完全に『即戦力』に近い扱いです。
そして引退の時期もかなり後ろ倒しになっている傾向もありますから、
プロ野球選手の『1軍選手』としての寿命は、
本当に長くなっているという感じです。
夏の甲子園、そしてその前の予選なども、
好選手を見る目が『ああ、来年は彼、どこでどんな野球をやっているのかなあ』なんて、
本当に近い近未来を見る感じになってくるので、
より楽しみが増えている感じです。
横浜の藤平クンや東海大望洋の島クンなど今年の”ピカイチ球児”がどんなプレーを見せてくれるのか、
今からとても楽しみになってきています。
もちろん、来年のドラ1間違いなしの清宮クンも。。。。
そんな感じの1日でした。
それにしてもオコエくんも小笠原クンも、
ピッカピカに光って見えましたねえ、不思議なことに。
まだまだオーラをまとっては見えませんが、
フレッシュマンの跳ねるような新鮮さ、
体いっぱいに感じましたよ。
これからも、がんばれ~!
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