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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大関・朝乃山誕生。

2020年03月26日 | 相撲

大関・朝乃山

ついに誕生しました。

昨日は「東京に非常事態がそこまで来ている」という都知事の記者会見があり、
何だか非常に暗く重苦しいムードになりましたが、
大相撲からは本当にうれしいニュースが届きました。

関脇・朝乃山の大関への推挙が満場一致で認められ、
その使者が現れて推挙を伝えると、
笑顔が広がりました。

いつ見てもこの「伝達式」の光景は、
いいものですね。

朝乃山は口上で、
「大関の名に恥じぬよう、相撲を愛し、力士として正義を全うし、一生懸命努力します」
と述べました。

いや~素晴らしい口上でした。

貴乃花、若乃花当たりの時代は、
なんだか「4字熟語」が大流行りで、
不惜身命だの一意専心だの、
いろいろな言葉が故事から引っ張り出されてきて述べられました。

しかしワタシは、
やっぱりこういうものは「気持ちが伝わる言葉」というのが一番大事なのではないかと思っていて、
そういう意味でも朝乃山の「相撲を愛し」「正義を全うし」なんていう言葉には、
グッと心をつかまれちゃいます。

久しぶりに表れた、
安定感のある四つ相撲の大器。
これからも精進を重ね、
横綱を掴んでほしいと思います。

あと一つ殻を破れば、
横綱への道も切り開けるんじゃないかと思いますね。

そのあと一つとは、
やっぱり立ち合いかな?!

来場所がぐんと楽しみになりました。
とにかく、
変革期にある大相撲界を、
先頭に立って引っ張って行ってほしいと思います。

「相撲を愛し」
「正義を全うし」

今の土俵に欠けているものを、
朝乃山が埋めてくれるかも・・・

そんな期待も大きい、
新大関の誕生です。

ばんざ~い!


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