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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

貴景勝 武士道精神で大関へ

2019年03月28日 | 相撲

貴景勝が大関に推挙され、
その伝達式が行われました。

若いながらも立派な口上で、
大関への思いを口にした貴景勝、
期待が高まります。

3場所で34勝を挙げ、
横綱、大関を撃破しての昇進。
既に実力は十分に大関ですから、
次は横綱を目指してほしいと思っています。

そのことへの自覚は十分で、
「大関での目標は?」と聞かれ、
「横綱に上がるため頑張る」と答えていました。
その意気やよし!です。

これからは角界を引っ張っていく立場。
どうかケガなきよう、
気を付けて頑張ってほしいと思います。

角界もそろそろ、
大幅な若返りが図られると思っています。

初場所で引退した稀勢の里だけではなく、
横綱・大関陣では白鵬、鶴竜、豪栄道が30を大きく超えベテランの域に入っていますし、
高安ももう若いとは言えない年齢に差し掛かってきました。
そしてその下はというと、
遠藤、御嶽海世代の大卒の力士たちも20代中盤から終盤に差し掛かってきますから、
そろそろ結果を出していかないと機を逸することとなる年代に差し掛かってきました。

それから少し年代が開いて、
貴景勝や20歳そこそこの若手力士たちが、
その出番を今か今かと待ち続けているところですね。

そんな若き世代が、
これからの相撲界を引っ張っていく推進力になっていくと思われますが、
その大波がいつ訪れるのか、
それはだれにもわかりません。

30代の力士たちはどこまで踏ん張って若手たちの「壁」になることができるのでしょうか。
そういう意味では今場所の白鵬は見事に「壁」になりましたが、
千秋楽で負った故障が重いようだと、
稀勢の里と同じ道をたどるという事も考えられなくはありません。

鶴竜、豪栄道は今場所よくやったと思いますが、
まあ「ここまで」の力士でしょう。
これ以上の飛躍を期待するのは、
荷が重すぎるのではと思います。

高安は。。。。。。
何ともわからない力士ですね。
兄弟子の稀勢の里と同じように、
なかなか優勝までは届きません。
安定感は抜群でいつでも二けた勝利を挙げられる実力の持ち主ですが、
やっぱり一皮むけないと横綱という地位は見えてはきませんね。
やっぱり「優勝未経験」じゃあ、
なんだか「軽い」ですよね。

ケガで停滞している阿武咲が、
ライバルと思っている貴景勝に先を越されたことで目覚めることができるか?
そのあたりも注目されます。

あとは逸ノ城が完全に覚醒したのかどうか?
朝乃山、豊山らと同世代ですが、
この世代の人材がいま一つといわれていますから、
頑張ってほしいです。

注目の大鵬の孫である納谷、そして朝青龍の甥である豊昇竜の、
「横綱の血筋の力士」
がともに10代なので、
彼らの出世に期待しています。

いずれにしても、
新時代になっても『大相撲は変わらず大相撲であってほしい』という思いが強く、
そういう意味からは土のにおいのする貴景勝が新時代の旗手となるのは、
とてもうれしいし頼もしいことだと思っています。

来場所は新大関という新たなプレッシャーのかかる場所になりますが、
今まで通り、
淡々と土俵を務めて「強えなあ・・・・」というところを見せつけてほしいですね。
期待しています。

最後に、元親方もさぞ喜んだことでしょう。




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