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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

明治神宮大会 亜大が宿敵倒しV! 沖縄尚学は史上まれに見る大逆転!

2013年11月21日 | 大学・アマ野球

≪第44回明治神宮大会≫

【大学の部 決勝】

亜細亜大(東都) 2-1 明治大(東京六)


【高校の部 決勝】

沖縄尚学(九州) 9-8 日本文理(北信越)



天気に恵まれた今年の明治神宮大会。
昨日大学、高校ともに決勝が行われました。

大学の部では、
亜大が明治を破って7年ぶりに優勝。

九里-山崎の盤石のリレーは、
リーグ戦のみならずこの大舞台でも威力を発揮しましたね。
実に『亜大らしい』野球を貫いてのVでした。

明治はこの亜大の投手リレーに、
わずか4安打に抑えられての敗戦。

質のいい投手に対するバッティングに、
やはり課題を見せてしまいました。
打線の組み替えなども行いましたが、
最後まで主軸のバットからは快音が聞かれませんでしたね。


この大学の決勝が、
質の高い投手陣を軸にした大学球界を代表する両リーグの戦いで、
内容も『ザ・大学野球』だったのに対して、
趣を異にしたのが高校の部。

前・中盤と後半の試合展開がこんなに変わる試合も、
ちょっとないのではないかというぐらいの試合内容でした。

波に乗っている日本文理が中盤までは完全に試合を支配。
6回終了時で8-0と一方的な差が付きました。

しかし7回に沖縄尚学が山城の3ランで反撃体制に入ると、
試合の流れは一変。
8回には沖縄尚学が『これでもか』とばかり猛攻を仕掛け、
終わってみれば9-8と逆転して、
覇権を握りました。

両校ともに、
春の選抜に向かって、
自分のチームの強みと課題を両方持って地元に帰ることができる、
いい大会だったのではないかと思います。

選抜での大活躍、
期待しています。

さて、
高校の部では沖縄尚学が優勝しましたから、
明治神宮枠は九州地区にもたらされました。

九州地区は、
選抜の一般枠は4校。

例年は秋季九州大会で4強に残ったチームが、
そのまま選抜出場を射止めることがスタンダードです。

今年も4強進出チームにマイナスポイントは少なく、
すんなりそのまま・・・・・と思っていましたが、
この【5校目】の枠を取ってきたことで、
代表選考が混とんとしてきましたね。

試合内容からは、
創成館(長崎)と早稲田佐賀(佐賀)の争いになると思われます。

県大会でも盤石な戦いぶりを見せていた創成館に一日の長があるようにも思いますが、
粘りの早稲田佐賀の野球も見てみたい気がしますね。

高野連会長が早稲田の奥島氏だけに、
予断を許しません。

ということで、
学生野球は昨日を持って、
今年のシーズンは終了。

あとは桜の季節まで、
しばし『鍛える季節』に入っていきます。

この時期にグーンと力を伸ばして、
春には『全く別の自分』になっているよう、
選手には期待をしています。


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