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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

仙台育英 3年連続の聖地はならず。 神奈川は、ファンのだれもが待望する宿命の対決へ。

2024年07月24日 | 高校野球

高校野球地方予選。

昨日もいくつかの地区で決勝が行われ、
甲子園代表が決まりました。

宮城では、
一昨年、東北勢初の全国制覇を成し遂げ、
昨年も決勝まで進出した「超強豪」の仙台育英が決勝に登場。

今年も甲子園出場が有力視されていましたが、
初出場を狙う聖和学園に、
序盤からヒットを連ねられて押し込まれ、
最後まで自分たちのペースで試合ができず5-8と敗退。

聖和学園がうれしい初出場を決めました。

3年前の東北学院に続き、
”杜の都”仙台から、
新生が飛び出しました。

仙台育英の超強力投手陣から19安打を奪った打線は本物。
初出場ながら、
甲子園での戦いが期待されますね。

一方最北の北北海道では、
白樺学園がクラーク国際を破って9年ぶり4回目の出場。

白樺学園、
9年ぶりなんですね。
もっと頻繁に出ているというイメージがありました。

この大会は、
安定感のある投手陣が最後まで崩れず、
チームを支えました。


そして山梨は、
ライバル対決で山梨学院を破った東海大甲府が有利かと思いきや、
日本航空が序盤から圧倒して7-1の完勝。
3年ぶりの甲子園を射止めました。

前回はヴァデルナの好投を軸に甲子園2勝。
今年もその再現を狙います。

前回は確か、
新たなグラウンドができ、指導体制も整い、
低迷を打破しての甲子園復帰でしたが、
今年はその流れの中、しっかりと県内を勝ち抜いてのVでした。


この日は神奈川では準決勝。

春の4強がそのまま夏も4強に進出。
結局この4校が今年の神奈川を引っ張ったと言える、
この準決勝の激戦でした。

横浜は武相と対戦。
春優勝の武相は、
富士大から大学野球の名将・豊田監督を迎え、
まったく別のチームに生まれ変わりました。

この日も2年生左腕の八木が好投、
横浜打線を8回まで1点に抑え1-1で9回を迎えました。

9回は2死からヒット、四球で1・2塁とされると、
ここで迎えるは横浜の絶好調の2年生キャプテン・阿部。

そしてここで、
豊田監督は驚きの策を指示。

1・2塁ながら、
阿部との勝負を避ける申告敬遠を選択。

あえて満塁にして、
次の2番・奥村との勝負を選びましたが、
これが裏目に出てレフトにサヨナラタイムリーを浴びました。

しかし武相、
これはたぶん、
神奈川県の勢力図を、変えていきそうですね。

豊田監督は、
選手の育て方、そして試合の勝ち方をよく知っていますね。

ひょっとしたらではありますが、
横浜・東海大相模・慶応の「神奈川3強」に、
武相が1校加わってくるかもしれません。
それほどインパクトの強い、今年の大会でした。

横浜は奥村ー織田の下級生リレーでしっかり相手を抑え、
最後に強力打線が試合を決めて、
4年連続の決勝進出です。

村田監督になってからは、
決勝を外しませんね。

第2試合も激戦。

リードの東海大相模を強打の向上が逆転、
8回に1点リードを奪いました。

しかしここでもう1,2点取れるチャンスを逃がしたのが痛かった。

東海大相模はその裏、
満塁から才田が満塁一掃の2塁打を放ち逆転。
6-4と逃げ切りました。

東海大相模は、
何とか決勝への切符をゲットして、
横浜との頂上決戦に臨みます。

この両者、
今年のチームでの対決は3度目です。

1度目は秋季大会準決勝。

9回に東海大相模が追いついて5-5でタイブレークへ。
ここで表の東海大相模が4点を取りますが、
その裏横浜がなんと5点を取り返して10-9のサヨナラ勝ち。

そして2度目は春季大会準決勝。

この対決では、
終盤まで2-1というヒリヒリした戦い。
しかし9回に東海大相模、大黒柱の藤田が自ら3ランを叩き込んで試合を決めて5-1と東海大相模が勝利。


1勝1敗。

決戦の時を迎えました。

さ~神奈川の高校野球ファンが、
一番盛り上がる対戦です。

今日はド平日ではありますが、
多分たくさんのファンが、
ハマスタの前に大行列を作ることでしょう。

ワタシの感覚でいうと、
試合開始2時間前に球場に到着したんでは、
遅すぎて球場にすら入れないかもしれません。

この両者の決勝対決となると、
満員は必至。
さあ、平日でこの暑さの中ですが、
いったいどれくらいのファンが来るのでしょうか?
注目しています。


その他の地区でも、
激戦に次ぐ激戦でしたね。

群馬の前橋育英は、
9回まで打線が完黙でしたが、
3点ビハインドの9回2死、まさかの起死回生の同点3ランが飛び出して、
息を吹き返して苦しい試合を突破しました。

東東京準々決勝、日大豊山vs東京では、
延長タイブレーク、日大豊山1点リードの2死満塁、
東京の打者の打球は平凡なセカンドゴロ。

しかしここで、
日大豊山の2塁手の送球が少しだけ外野寄りにそれ、
1塁手がこれをはじいて、
まさか、まさかの東京の逆転サヨナラ勝ちとなりました。

思えば、
昨年も東東京大会、
ミラクルと言われた共栄学園が、
「捕られたら試合終了」の内野フライ(キャッチャーフライだったかな?)を、
相手がはじいてまさか、まさかのサヨナラ勝ち。

そして勢いに乗って、
甲子園切符までゲットしてしまいましたもんね。

東京には吉兆かもしれません。。。。。

*まあしかし、昨年と違って、東京以外の残る3チーム、帝京、関東一、二松学舎という「超甲子園常連校」が居並びます。
 酸いも甘いもかみ分けたこの猛者たちの間に入って、新鋭の東京が、共栄学園のミラクルを再現することができるのか?


あ~毎日面白い戦いが続きます。
凄いね、高校野球って。。。



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