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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

リーグワン準決勝  ブレイブルーパスが府中ダービーを制し、決勝へ!

2024年05月20日 | ラグビー

《リーグワンプレーオフ》 〜秩父宮〜

 
【準決勝】
第一試合 埼玉ワイルドナイツ 20ー17  横浜イーグルス
 
第二試合 ブレイブルーパス東京 28ー20  サンゴリアス東京
 
 
いよいよ始まったリーグワンプレーオフ。
 
土日ともに「ラグビーの聖地」秩父宮に、
たくさんのラグビーファンが駆けつけ、
いい雰囲気の中、激闘が繰り広げられました。
 
土曜日に今季16戦全勝の「絶対王者」ワイルドナイツが横浜の大健闘を振り切って3季連続の決勝進出を決め迎えた日曜日。
 
今季3度目の府中ダービーとなった、
ブレイブルーパスとサンゴリアスの対決が行われました。
 
両チームのファンが入り乱れて、
いい雰囲気の試合でした。
 
 




 
 
前半キックオフからいきなり仕掛けたサントリー。
「おおっ これはシーズンとは違う戦い方だし、気合いが入ってるな」
と感じさせる戦い方で、
前半はほとんどの時間をサントリーが支配しました。
 
サントリーはパントキックを軸に攻撃を仕掛け、
これがことごとく成功して試合を優位に進めました。
 
高本のDGで先制したサントリーは、
すかさずモールからのトライを上げて10ー0。
防戦一方の東芝はチャンスを掴むことなく時間が過ぎて行きましたが、
終了から10分を切って反撃。
 
ワントライを返して7ー10とすると、
前半ロスタイムにはあわや逆転というシーンも作り、
後半への期待を膨らませました。
 
そして後半。
 
今度は一転して、
東芝の早いテンポでのつなぎのラグビーが機能。
 
開始早々に佐々木の逆転トライが飛び出すと、
そこからは怒涛の攻撃。
フリゼル、ジョネが突破から立て続けにトライを決めて突き放し、
この激闘を制しました。
 
これでリーグワン3季めで、
ブレイブルーパスは初の決勝進出。
 
トップリーグ時代を含めても、
2010ー11シーズン以来の、
久々の制覇を狙います。
 
ようやくここまで辿り着きましたね。
長かった!
 
日本ラグビー屈指の超名門、東芝も、
会社が苦しくなると共に勝てなくなり、
かつての栄光は何処へやらの時代が長く続きました。
 
ずっと見てきたワタシにとっても、
ホント苦しく長いこの14,5年でしたね。
 
府中ダービーと言ってもその力には大きな差ができていて、
盛り上がらない試合が多かったのも確か。
 
この準決勝のような大舞台での決戦は、
ホント久しぶりという感じでした。
 
そして勝ち切って、
決勝で待つのはパナソニック・ワイルドナイツ。
 
かつて宿命のライバルとして鎬を削ってきたこの相手は、
今では常勝軍団として日本ラグビー界に君臨。
今季も16戦全勝、
そして直接対決でも敗れた相手です。
 
さあ、
ブレイブルーパス。
 
長年低迷するチームを支えてきたリーチ主将を中心に、
どんな戦いをしてくれるでしょうか。
 
ワイルドナイツ(やっぱり、パナって言った方が、ワタシにはしっくりくるなあ)は確かに強いのですが、
東芝もリーグワン最後あたりから、
ケガの選手も戻ってきて、
かなりチーム状態はいいように感じています。
 
迷うことなくタフなアタックを仕掛け続けていけば、
勝機は十分に見出せるのではないか、
そんなふうに思っています。
 
やってくれるか?東芝ブレイブルーパス。
 
国立での決勝が、
とても楽しみになってきました。

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