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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

明日、井上尚弥の4団体統一タイトルマッチ。 スカッと勝って、その先へ。。。。

2024年09月02日 | ボクシング

いよいよ明日に迫りました、
4団体統一、世界スーパーバンタム級タイトルマッチ。


9/3 東京・有明アリーナ(LEMINO) 

◇4団体世界Sバンタム級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン      WBO同級2位  
井上尚弥(大橋)    TJ・ ドヘニー(アイルランド)

◇WBO世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン     同級1位
武居由樹(大橋)    比嘉大吾(志成)


”モンスター”井上尚弥は、
強打者のドヘニーとタイトルマッチを戦います。

考えてみれば、
ボクシングの世界タイトルマッチといえば、
昭和の時代までは世間のビッグイベントで、
注目度も段違いでした。

そしていつも、
日本人チャンピオンや挑戦者は、
「負けるんではないだろうか」
というなんというか、ドキドキとした感情に支配されていました。

しかし井上尚弥のタイトルマッチは、
負けるなんてことはつゆほども思わず、
「今回はどうやって勝つのか」
という事ばかりにフォーカスして見ています。

これってすごいことですよね。

まあ最近、
特に4団体が日本で承認されてからというもの、
日本人のチャンピオンで特に強い人たちは、
こういう感じで見られていますね。

長谷川穂積、内山、山中、西岡なんかは、
そういった目で見ていました。

まあ、
世界チャンプが多くなったせいで、
世界タイトルマッチと言っても相手がさほど強くないということも、
起因しているんでしょうが。

それだけに、
井上尚弥の「強者としかやらない」ポリシーを貫きつつの、
この強さは特筆すべきものだと思いますね。

まあ言ってみれば、
前回対戦したネリにしても、
その前のタパレスにしても、
さらに前のバトラーにしても、
かなり強いボクサーだったことは確かです。

しかし井上と対峙すると、
一部のファンや揶揄を得意とするアメリカのメディアなどからは、
「あんな弱い相手とやって・・・・」
となってしまいます。

あまりに井上が強すぎるゆえのことだと思いますが、
ワタシは井上のこれまでの対戦相手を見てみると、
かなりの強敵とばかりやっているなあ・・・・・・という印象を持ちますがね。


しかし世間の目、
とりわけ海外のメディアの目は、
「井上はこの後、どこに向かうのか」
ということへの興味に絞られている感じがします。

曰く「早くフェザー級に上げて、”強いボクサー”と対戦すべきだ」
なんて言っています。

しかし、
スーパーバンタム級に上げた時も、
同じように言っていて、
「いくら井上でも、フルトンには勝てない」
なんて断言しているメディアもありました。

まあ、
井上はスーパーバンタム級に上げた最初の試合で、
当時2団体チャンピオンだったフルトンを、
完膚なきまでのKOで葬りましたがね。

そして井上と対戦が「熱望される」とされた刺客ボクサーは、
なぜだか彼との対戦を前に、
次々に倒れていってしまうわけですよ。

そう、
ボクシングって、
そんなに簡単に常勝を築けるほど、
やわな業界ではないってことなんですよね。

そんな中で井上尚弥は、
こともなげに連勝を伸ばし続けている。
この事実は、
ホントもっと評価されていいと思いますね。

日本人として、
そして世界のボクサーとして、
井上尚弥はホント、
「歴史に名を残す、信じられないぐらい強いボクサー」
であるという事です。

この彼のファイトを間近で見られる幸せ、
あと何年続くかわかりませんが、
過ぎ去った後必ずこう思うことでしょう。

「ああ、彼のファイトを見られて、本当に幸せだった」
ってね。

そんな井上尚弥の今回のファイトが、
もう明日に迫っています。

また見た後、
スカッとさせてくださいね。


期待しています。




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