≪アイスホッケーソチ五輪最終予選≫
【第３戦】
日本 ５－０ デンマーク
日本女子アイスホッケー代表が、
ソチ五輪の切符を獲得しました！
スロバキアで行われている五輪最終予選。
１勝１敗の勝ち点４で最終戦を迎えた日本代表は、
２勝の勝ち点５で１位だったデンマークと対戦。
勝った方がオリンピックという、
まさに『絶対に負けられない戦い』でしたが、
見事に勝ちきってオリンピック第１号の切符獲得となりました。
この最終予選。
予選が行われるのを知ったのはつい最近。
しかしアイスホッケー好きの私としては、
なんだかこの３試合をドキドキしながら観戦しました。
第１戦のノルウェー戦で０－３になったときは、
『やっぱりだめかあ』
とも思いましたが、
その後の大逆転で大興奮。
第２戦、格上にして地元のスロバキア戦でも、
敗れはしましたが試合内容では圧倒。
最終予選の流れも日本に向き、
この第３戦を勝利すればほかのチームなどの結果いかんにかかわらず五輪切符獲得ということで、
この日は午後１０時からの放送に、
ワタシも『決戦に臨む』意気込みでテレビの前に陣取りました。
そして歓喜の瞬間が訪れました。
長野五輪に『地元開催枠』で出場してからというもの、
女子アイスホッケーは何度も最終予選の『あと１勝』の壁に跳ね返されてきた歴史があります。
何度も悔し涙をのんで、
その都度強化してきた努力が見事に実を結びましたね。
今回のチームは、
ベテランの選手たちに【高校生トリオ】を中心とした若手の力も加わり、
実にバランスのいいチーム構成となっています。
体格の差はスピードで補い、
パスワークやスティック捌きの技術は、
今回戦った４か国の中でも群を抜いていました。
彼女たちの戦いぶりを見ていると、
思わず《なでしこジャパン》のサッカーチームを思い出してしまいます。
それほどまでに、
わくわくさせてくれるようなチームですよ。
ソチオリンピックまではまだ１年あります。
高校生組を中心に底上げが出来れば、
世界とも互角に戦える力、
きっとつけることが出来ると確信しています。
ひょっとしたら、
今度日本国中を熱狂の渦に巻き込むサプライズを起こせるのは、
この【女子アイスホッケーチーム】かもしれません。
それほど期待しちゃいますね。
この日は、
フィギュアの４大陸選手権では浅田真央ちゃんが今季世界最高得点で優勝。
２・３位も日本勢が占め、
久しぶりに表彰式で３本の日の丸が高々と上がりました。
ジャンプのＷ杯では、
高梨沙良ちゃんが連続Ｖ。
日本の女子アスリートたちの躍進は、
とどまるところを知りません。
男子もノルディック複合やスピードスケートなど、
五輪で戦える競技を数多くそろえます。
もしかしたらソチ五輪は、
長野の歓喜再び・・・・ということになるかもしれませんよ。
いずれにしても、
『女子アイスホッケーブーム』が来るのではないか…・
と思わせてくれるような、
≪真冬の夜の夢≫でした。
