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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

WBC2次ラウンド  劇勝!ニッポンには、野球があるじゃないか!

2013年03月09日 | WBC

≪第3回WBC 2次ラウンド≫

【第1戦】

日 本 000 000 021 1 - 4
台 湾 001 010 010 0 - 3


侍ジャパン。
やりました!

深夜に大絶叫した野球ファンの人たち、おめでとうございます。
すごい試合でしたね。

打てども台湾の大黒柱、王に要所を締められ敗色濃厚の8回。
井端、内川の『絶好調コンビ』が作ったチャンスに、
阿部、坂本の『絶不調コンビ』が意地の連続タイムリーで同点!

そして再度勝ちこされて迎えた土壇場の9回。

2死からまたも井端が、
起死回生の同点タイムリーを放ちました。

9回裏のピンチを牧田が魂の投球で抑えた後、
10回にはいぶし銀の相川がセンター前にはなって作ったチャンスを、
『日本の若き主砲』中田が特大の犠牲フライで返して初めての勝ち越し。

サムライジャパンは、
苦しい試合をものにして2次ラウンド突破に大きな1勝を挙げました。

アメリカの準決勝進出まで、
【マジック1】となりました。


今一つこれまで全体での盛り上がりに欠けたサムライジャパン。

追い詰められて、
日本野球のDNAが、
ついに目を覚ましてきました。

何しろ、
後半の選手たちの『目』が、
これまでとは全然違うように見えました。

前半はから回りしていた歯車も、
後半にはがっちりとかみ合いだしました。

『よ~し、ようやくチームとして機能してきたな』
というような気がしてきましたよ。
楽しみです。

オランダを破って、
サクッとアメリカ行き、
決めちゃってください。

心配は『な~んにもせん』首脳陣だけかな?
山本監督と東尾コーチのコンビ、
本当に心配です。


まあ、なんにしても楽しみ。
ワタシはこのチーム、
高校野球に例えて、
こんな感じで考えています。
『超大型』と言われた年のポスト年にあたるチームのようです。


『前年(前回)のチームは大型選手がそろっていたので安心して見ていられたけど、今年のチームは小粒だなあ。でも、さすがに名門だけあって、勝ち進むほどに見えない”伝統の力”も相まって、すごくいいチームになってきたなあ。勝ち進んでいくのも、ある意味必然だ!』

そしてそんな【全員野球】のチームほど、
周りから”熱狂的”に応援されるものです。

野村監督(元楽天)は『勝ちに不思議の勝ちあり。』と言いましたが、
どんどん一丸になっていくチームを応援する楽しさ、
今までも何回も経験してきました。

最近では、
ダルビッシュが抜けた後の東北高校が夏の甲子園で8強進出した時。
大阪桐蔭が06年の中田を要した超大型チームで成し遂げられなかった全国制覇を、翌年全員野球で成し遂げた時。
一二三を擁した東海大相模が全国制覇手前で敗れ去った翌春、まったく期待されなかったチームでその全国制覇を成し遂げた時など。

誰も止められない、
『アンストッパブル』状態になれば、
もう止めるチームはどこにもありません。

そんなニオイを強く感じることが出来た、
昨日の歓喜の夜でした。

明日も頑張れ!サムライジャパン!

 

 


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