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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ハリル監督決定!

2015年03月06日 | サッカー

サッカー日本代表監督として、
バビド・ハリルホジッチ氏が決定したと、
今日の各紙が報じていますね。

『日本の4年間を任せた』はずの前監督・アギーレ氏の辞任から1か月ほど。
たくさんの名前があがっては消え、あがっては消え・・・・・という状態でしたが、
ようやく一つの結論に達したというところでしょう。

最後の決め手は何だったのでしょうかね。
アルジェリア代表を率いてW杯で結果を残したという”実績”なのか、
それとも守備を中心とした規律のあるサッカーを志向するという”哲学”なのか、
はたまた体が空いていて、しかもさほど無茶なことを言ってこなかったという”条件面”なのか。

いずれにしても、
今週末に開幕するJリーグに先駆けて『内定』したことは、
良かったと思いますね。


思えば日本のサッカー界。

昨年からあまりいいことはありませんものね。

W杯では惨敗し、
代表主力の海外組もあまり各チームで輝くことは出来ず。

JリーグはACLで負け続けて、
おまけに代表もアジア杯では久しぶりの8強敗退。

そして代表監督のスキャンダルによる辞任。

日本サッカー界にとって、
まさにボトムの時期ともいえるこの1年でしたが、
ここから再浮上していくための命運を、
このハジル氏に託すということでしょう。

代表監督に求められるのは、
何よりも結果。
それ以外にはありません。
(まあ、プロスポーツはどれもそうではありますが)

結果こそが雄弁に、
その人の主張を物語るものだというのが、
スポーツの世界の”掟”のようなものですね。


ワタシはそのチーム作りの『哲学』においては、
ジーコ氏やザッケローニ氏は素晴らしいと思いますが、
残念ながら結果が伴わなかったので、
世間に評価されるということはありません。

しかし、
あまり評価していなかったトルシエ氏や岡田氏は、
W杯で結果を残したことで、
『名将であった』
と評価されています。

そんなものですね。

ハジルさんには、
どんな形でもいいから、
日本代表を『登った事のない高み』まで連れて行ってほしいと、
切に願います。


本田や香川などを見るまでもなく、
苦しみ続ける代表選手たちの姿や、
国内ではあれだけ強いガンバや浦和がACLであれだけ簡単に負け続けてしまう現実を見ると、
日本のサッカーが曲がり角とは言わないまでも、
明らかに踊り場に来ていることは疑いがないという印象を持ってしまいます。

これから3年間。

実に大切になってくると思います。

マスコミが喜々として伝える細かい事には一喜一憂しないで、
『すべてはW杯勝利のために』
どんなチーム作りがされているのか、
”2階席の一番奥の方から”見守っていきたいと思います。


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