サッカー日本代表 快勝でワールドカップ王手 高校サッカーの組み合わせも決まる

サッカーワールドカップのアジア最終予選第6戦が行われ、
日本はアウェーで中国を3－1と一蹴。
5勝1分けの勝ち点16とし、
2位と9点、3位とは10点の大差をつけて、
次戦で早々とワールドカップを決める可能性が出てきました。

完全アウェーは、
前の試合のインドネシア戦と同様。
今回はさらに殺伐とした雰囲気ではありましたが、
日本は落ち着いて冷静に試合を運び、
中国を問題にしませんでした。

前半小川のヘッドで先制すると、
すかさず板倉が決めて2－0で折り返し。

後半1点を返されますが、
すかさず小川がこの日2点目のヘッドを叩き込んで3－1とし、
そのまま逃げ切りました。

この日はターンオーバーともいえるような布陣で、
インドネシア戦とは大きく変わりましたが、
どの選手が出ても質の高いプレーを見せてくれるのが今の日本代表。

久保、中村のコンビもよかったですね。

とにかく今大会の日本は、
安心して見ていられますね。
この制度をいかに高めていくかが、
ワールドカップ本大会を見据えたうえでは、
非常に大事になってくることでしょう。

まあ、
出てくるところすべてが質の高いチームと思っておいて間違いはないでしょうから、
一戦一戦、着実に勝ち上がっていって目標とする8強入り、
そしてその先へ。

最強・日本代表は、
まだまだ歩みを止める気配はありません。


さ～て、
そして高校サッカーの話題。

超強豪の神村学園や、
総体優勝の昌平が県予選で敗れるという今年の冬の選手権ですが、
その他の強豪校は順調に勝ち上がってきて、
今年も激戦が展開されそうです。

組み合わせはこちら　⇒　全国組み合わせ&結果｜第103回全国高校サッカー選手権大会｜日本テレビ



昨年優勝の青森山田は、
今年は「絶対本命」と言えるほどの実績を残していない年となりました。

そしてその青森山田のブロックには、
強豪がわんさとひしめいていて、
まさに「死のブロック」と呼んでも差し支えない感じです。

静岡学園に尚志に東福岡。
青森山田を含めて、
プレミア勢がなんと4つも同一ブロックに。

更に阪南大高や長崎総大付、正智深谷という一癖も二癖もある強豪も揃い、
全く予断を許せないブロックとなりました。

さて、
青森山田がこの大包囲網をかいくぐって、
連覇への歩みを進めていくのでしょうか。

Ｂブロックでは初戦から、
プレミア勢同士の激突、
前橋育英ｖｓ米子北です。

前橋育英は今年のチームはかなり力を持っており、
プレミアイーストでも現在5位を堅持しています。
一方の米子北は20回目の出場で戦い方を熟知したチームです。

このブロックには昨年4強入りの堀越などがいて、
実力伯仲の校ブロックになりました。

Ｃブロックの注目は、
まずはなんといっても今季プレミアウェストで圧倒的な存在感を見せつけトップを走る大津。
並みいるＪユース勢をしり目に、
あと1勝で優勝というところまでこぎつけています。
何しろ19試合で16勝1分2敗はすごいですね。

その相手になるであろう筆頭は、
まずはプレミアイーストで健闘する流経大柏。
昨年は4強まで進み、
そこでは青森山田をあと一歩まで追いつめながら無念のＰＫ負け。

今年こそは全国制覇を狙っていることでしょう。
激戦千葉大会を勝ち抜いてきて、
自信もみなぎっています。

そしてもうひとつは、
日章学園の高岡でしょうね。
サウサンプトン内定のこの高岡は、
何しろその速さと足元の技術の高さは際立っていて、
強豪にとっても非常に怖い存在ですね。

大津vs流経大柏の勝者に、
この高岡が挑んでいく展開になるのでしょうか。

あるいは一昨年の優勝校、
岡山学芸館が今年も波に乗るのか。

Dブロックは、
久々の出場で復活を遂げた帝京が、
開幕戦で強豪・京都橘と激突。
どのような試合展開になるでしょうか。

さらにこのブロックには、
昨年度の総体を制した明秀日立や、
神村学園を破って出場の鹿児島城西、
初出場の東海大相模も入りました。

どこが勝ち残っても不思議ではない、
大混戦のブロックになりそうです。


開幕戦は12月28日。

さあ、
今年はどんな大会になるのでしょうか。

代表の動向とともに、
気になります。