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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

シャック!

2011年06月07日 | NBA

NBAのスーパースター、
シャックことシャキール・オニールが引退を発表しました。

キャリアの20シーズンでNBA歴代5位の2万8596得点をあげた、
まさにスーパースター。

引退発表がツイッターだったというところが、
まさに今風ですね。

2mを雄に超す巨体に似合わず動きは俊敏。
全盛期は常にゴール下を支配し続ける、いい意味での≪暴君≫のような存在の選手でした。

最初のチームであるオーランド・マジック入団時から注目の的でしたが、
ワタシが印象に残っているのは、
インタビューでのその的確な言葉とたたずまい。
このタイプの選手にしては、
珍しくインテリジェンスを感じました。

マジックで4シーズンを過ごした後、
低迷する名門・LAレーカーズが彼の獲得を発表した時は、
飛び上がって喜んだものでした。

センタープレーヤー不在で低迷していたこの名門を、
シャックは孤軍奮闘の活躍でプレーオフ上位へと導き、
その後スーパースター、コービー・ブライアントとのデュオで、
NBA3連覇という偉業を成し遂げたのは、
記憶に新しいところです。

結局”両雄並び立たず”でLAからリリースされた彼は、
その後マイアミ、フェニックス、クリーブランドと渡り歩いて、
今シーズンはボストンに所属しましたが、
ヒザのケガと年齢もあり、
全盛期の活躍には程遠かったようです。

LA所属時には毎試合を食い入るように見ていたものの、
マイアミに移籍して以来、
彼のプレーはあまり見ることがなくなってしまいました。
しかし、
あの豪快な”スラムダンク”は、
目に焼き付いています。

そういえば、
LAレイカーズは彼と高額年俸で契約を結んだ余波で、
その年のチケットを10%-20%ぐらい値上げしたんだっけなあ。
『高えなあ・・・・』
と思いましたが、
お客さんは正直なもの。

勝って勝ちまくるチームの姿を見て、
誰も文句を言わなくなりましたね。
プロのチームって、
そんなもんですよね。

『何より勝利が一番の営業活動!』
この真理は、
いつの時代になっても変わりません。

輝かしい実績とともに、
たくさんのスーパープレーでファンを沸かせてくれたシャック。
お疲れ様でした。


LAレーカーズのファンであるワタシは、
あなたが大事なところでフリースローを外す姿が、
一番心に残っています。

その姿、
憎たらしいけど大好きでした。


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