NBAファイナル第5戦が、
昨日オーランドで行われ、
LAレーカーズが99-86で圧勝。
対戦成績を4勝1敗とし、
NBAの王座を7年ぶりに奪回しました。
MVPはもちろん、
スーパースター、コービー・ブライアント。
彼が完全にチームリーダーとなった瞬間でした。
2000年~2002年までの3連覇、
コービーの傍らには、
頼れるセンタープレーヤーであり、
もうひとりのスーパースター、シャキール・オニールがいました。
レーカーズは、
「コービーのチームなの?」
それとも
「シャックのチームなの?」
LAのバスケットボールの話題は、
常にそこにありました。
チームは2003年にコービーを選択、
名実共に彼のチームとして新たな船出を行ったのですが、
そこからは苦難の道のりが続きました。
2004年、2008年と、
チームはNBAファイナルに進出しますが、
そこでいずれも≪叩き潰され≫、
なかなか戴冠する事は出来ませんでした。
今年のファイナル、
コービーにはかけるものがあったのでしょう。
チーム状態も非常に充実しており、
硬軟自在な試合展開は他を寄せ付けませんでした。
LAレーカーズファンとしては、
こんなに嬉しいことはありません。
90年代にNFLの2チームが時を同じくしてLAを去り、
MLB名門のドジャーズは一向に上向く兆しなし。
プロスポーツの世界で、
90年代初頭まであれだけ隆盛を誇ったスポーツ天国のLAは、
「ああ あの頃は・・・・・」
の状態になっています。
その中で、
唯一いつも頂点をうかがう体制の出来ているレーカーズ。
この優勝は、
LAにまたいつかの活気をよみがえらせるような、
そんな期待感を抱かせるものです。
おめでとう LA LAKERS