SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

それにしても・・・ラグビーがものすごい週末だった。

2020年01月15日 | ラグビー

ワールドカップの余韻、
いまだ冷めやらずという感じです。

ラグビーの熱、
日本中にあふれていて、
アッチッチの状態ですね。

あまりのすごさに、
驚きを通り越して、
半ばあきれ顔です。

土曜日には国立競技場で、
全日本大学選手権の決勝、
伝統の早明戦が23年ぶりに行われました。

この試合、
何がすごかったってあのお客さんの入り方。
6万人に届こうかという満員の観衆が、
うぉ~と大歓声を上げるさまは凄いですね。
これから「ラグビーの聖地」へ再度なっていくであろう国立競技場のラグビーこけら落とし。
やっぱりすごいですわ、ナショナルスタジアムってやつは。。。。。

試合は明治が後半意地を見せましたが、
終始早稲田が素晴らしいラグビーを見せてくれましたね。
前半で31-0では、
いかに攻撃力のある明治が「前へ前へ」と出ようとも、
届くことはありませんでした。

早稲田のSH斎藤は、
これからが本当に楽しみな選手ですね。
ファイナルシーズンでもあるサンウルブスでもまれて、
早く代表入りを果たしてほしいと思いますね。
何しろ安定したキックもけれるというのが素晴らしい。

明治の山沢も含めて、
この日は二人で12本のキックをすべて決めるという離れ業。
二人のキックの精度はすでにワールドクラス?

早稲田はセンターの中野も効いていました。
いい選手ですね。

早稲田は久しぶりに荒ぶるを絶唱、
しかも新国立競技場の空に・・・・・
いい新年になったことでしょうね。

明治は連覇が有力視されていましたが、
この日は早稲田の気迫とデザインされた攻撃に翻弄されて、
あれよあれよという間に差を開かれてしまいました。

対抗戦をあれだけ圧倒しながら、
何かこの大学選手権に入ってからの明治は、
出来がいま一つだったですね。
12月がピークだった感じに見えました。

それだけチーム作りっていうのは難しく、
しかもトーナメントを勝ち抜いていくのは至難の業ってことでしょうね。
来季からも大学ラグビーは面白そうですね。
「帝京1強」が崩れ、
群雄割拠でどこが優勝してもおかしくない戦国時代に突入するのか、
それとも早明の伝統の2校が強力に引っ張る形になるのか。
楽しみは続いていきそうです。


そしてその翌日の日曜日。

今度はファンが待ちに待ったといってもいい、
トップリーグの開幕でした。

こちらも各地で、
本当によく観客が入りましたね。

8会場で合計11万人の観衆が、
熱き戦いを見守りました。

ワタシはたくさんの試合の配信をザッピングしながら見ていたのですが、
どこもいい試合が多くて、
レベルも高いし面白かったですね。

神戸製鋼はやっぱりSOダン・カーターの動きに魅せられてしまいましたし、
敗れたキャノンも田中、田村の代表コンビが新たなる地平を見せてくれそうな予感があります。

トヨタとヤマハの試合も熱かった。
ヤマハのスクラム、
やっぱり長谷川コーチ直伝だけあって、
低くて一体感があって、
この日見たどのチームのスクラムよりも安定していましたね。さすがです。

トヨタのキアラン・リードからルルーへのつなぎって、
見ていて身震いしてしまうぐらいコーフンしました。
まだまだリーグ初戦ですから、
これからどんどん「ONE TEAM」になっていくと、
楽しみが増えていきそうですね。

パナソニックもさすがでした。
福岡の走り、
やっぱりスゲ~。

サントリーと東芝の一戦も見ごたえ十分でした。
リーチはまだまだ本調子ではないものの、
東芝は久しぶりに「らしさ」を垣間見せて、
ちょっとだけ楽しみになってきました。

府中市民垂涎の「府中ダービー」、
まだまだ両チームとも優勝争いに加わる力は持っていると思います。

ということで、
一言「ラグビーが熱い」。
そんな週末になりました。

どうか今年最後まで、
そして来年以降も、
こんな雰囲気で行きましょう。
ラグビー大国を目指して。


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