ラグビーは例年通り、
1/2に大学ラグビーの準決勝が国立で、1/3に高校ラグビーの準々決勝が花園で行われました。
大学ラグビーでは、
早稲田の充実ぶりが際立った試合になりましたね。
かなり強いと思われていた京産大のFWを蹂躙。あとは決め手を持つBKで試合を決めました。
対抗戦での戦いぶりも今季は際立っていましたが、
早稲田の完全復活なるかは、
全国3連覇中の帝京との一戦にかかります。
その帝京も、
明治に前半2トライを返されますが、
全く慌てず後半一気に決め切りました。
やっぱり帝京も強いですね。
この大学選手権に向けて徐々にスパークしてくる強さは、
伝統と言えるでしょう。
さて両校の決勝。
対抗戦での戦いでは、
早稲田が見事に帝京を抑え切って大勝しましたが、
この対戦はそうはいかない感じもします。
しかし早稲田の充実ぶりは光っており、
13日に秩父宮で“荒ぶる“が高らかに歌われる可能性は大きいのではないかと見ます。
そして昨日、
花園では高校ラグビー準々決勝。
あろうことか、
東西の横綱、
桐蔭学園と大阪桐蔭の対決が組まれてしまいました。
この対決、
本当は決勝で見たかった。
花園連覇を狙う桐蔭学園と、
今季このチームで一度たりとも負けていない大阪桐蔭。
一体どんなことになるのか、
ドキドキしましたね。
前半は大阪桐蔭の出足が早く、
ノーホイッスルトライを含め、
電光石火の2トライ。
「これゃ強い」
と思わせてくれました。
しかしここから徐々に試合を落ち着かせた桐蔭学園。
前半にFWにこだわってゴリゴリの1トライを返すと、
風上に立った後半は一気にスパーク。
一転ワイドなライン攻撃を仕掛けて大阪桐蔭を蹂躙。
そしてその間には、
見事なキックを絡めて、
イマジネーション溢れる攻撃が止まらず3トライ。
ほぼ大阪桐蔭に攻撃の機会を与えず抑えきり、
26-14と完勝で連覇への最大の壁を超えました。
桐蔭学園、
やっぱり強いですね。
準決勝は同じ関東の国学院栃木との対戦になりました。
もう一つの準決勝は、
東海大大阪仰星と常翔学園との大阪対決です。
いよいよ頂点まであと少し。
大学、高校ともに、
1番盛り上がる時を迎えています。