水泳の世界では、
昨年の北京オリンピックぐらいから、
水着の話題が度々議論されています。
スピード社の
【レーザーレーサー】
があまりに高性能なため、
他の水着と完全に差別化されてしまって、
レーザーレーサー着用者のみが競技に勝っていくという現象が起きています。
『道具によって優劣がつく』
のは、
どの競技でも同じことなのかもしれません。
身近なところでは、
小学生の間で爆発的人気を誇る『駿足』というシューズ。
最初はあるシューズ会社が、
運動会仕様に作ったもので、
カーブを曲がりやすい構造になっていましたが、
いまや『サッカー用』『野球用』などもお目見えして、
完全に定番化しました。
確かに、
そのシューズ力で、
少し足の速さもアップするみたいですね。
テニスでは、
昔『デカラケ』といわれる面の大きなラケットが発売されたときは、
衝撃的でした。
本当に、
『技術よりも道具』
で上手くなったように見えたものです。
野球でも、
『ビヨンドマックス』という芯に装着されたウレタンみたいな素材でボールを飛ばす、
『ほとんど反則技』のようなバットがあります。
これは、もともと草野球用に開発されたもの。
これを小学生や中学生が使い始めて、
最近は規制がされているようですけどね。
単純に見ても、
内野を越えないような打球が外野まで軽々と飛んでしまいます。
「ボコッ」という、
変な音と共に。
(小学生のうちからこんなバット使わせている親の気は知れないが・・・・。後に中学・高校に行ってから苦労するのは目に見えているのに・・・・)
ゴルフの世界では、
もっと『道具開発競争』は凄まじいですね。
どこまで進んでいくのやら。
(まあ、どんなに飛んだって、ゴルフは『上がってなんぼ』ですからね。さんざんに大枚をはたいて、いまだに一向に上手くならないワタシが言うんだから、間違いありません)
【合法的なドーピング】
なんていわれる道具の世界ですが、
「常によりよいものを作る」
ことを目指していくメーカーを、
誰も攻めることなんか出来ません。
後付け、後付けで規制を加えていくしかないんでしょうなあ。
ところで・・・
あるところで聞き捨てならぬことを耳にしたのでちょっと。
王さんのホームラン記録が話題になったときのこと。
ある人が
「最近は球場も昔と違って広くなったのに、たくさんホームランが出る。昔の選手よりも、いろいろな面で技術がアップして、昔とは比較にならないくらいのすごいホームランバッターが・・・・・・」
という趣旨の話をしていました。
「ちょっと待った~」
確かに、
昔は狭い球場が多かったです。
そういう面では、ホームランも出やすかったかもしれません。
しか~し、
今とは比較にならないぐらい、
ボールは飛ばなかったし、バットも飛ばなかった、
という事実はどうなったのでしょう。
今の野球は、
ボールはよく飛び、
バットは高反発でよく飛ばす
ように出来ているんですよ。
だから、
昔の野球選手と今の野球選手を、
単純に記録で比較しても意味はないと思いますよ。
王さんが現役中よく記録した年間のHR数は40本台。
また、
昨年の両リーグの本塁打王である、
中村剛(西武)や村田(横浜)が打ったHRが40本台中盤。
単純に比較すると、
彼らが上のようにも見えます。
しかし、
まさか、
中村や村田の技術が、
王さんを超えていたなんてこと思っている人は、
ほとんどいないと思いますね。
これまた記録の話題ですが、
東京六大学野球の記録で、
長嶋の通算本塁打は8本。
平成に入ってからは、
武内(現ヤクルト)が通算12本、
高木大成(元西武)が通算13本。
これらの記録を見て、
彼らが長嶋より上のホームランバッターだと思う人はいるのでしょうか?
(比較にもならないよ。)
前の記事でも触れましたが、
要するに、
野球も興行の面が大きいので、
だんだんと
「ヒットが出やすく、ホームランも出やすいように道具が改良されてきている」
ということなんだと思います。
それがイヤなら、
WBCで使用した球に変えてみたらどうですか?
たぶん本塁打王のタイトルは、
20~30本代前半での争いになりますよ。
そして、
軒並み外国人にタイトルは持っていかれてしまうでしょうね。
単純に、
昔の記録と今の記録を比較してモノを言わないでほしいと思いますね。
昨年の北京オリンピックぐらいから、
水着の話題が度々議論されています。
スピード社の
【レーザーレーサー】
があまりに高性能なため、
他の水着と完全に差別化されてしまって、
レーザーレーサー着用者のみが競技に勝っていくという現象が起きています。
『道具によって優劣がつく』
のは、
どの競技でも同じことなのかもしれません。
身近なところでは、
小学生の間で爆発的人気を誇る『駿足』というシューズ。
最初はあるシューズ会社が、
運動会仕様に作ったもので、
カーブを曲がりやすい構造になっていましたが、
いまや『サッカー用』『野球用』などもお目見えして、
完全に定番化しました。
確かに、
そのシューズ力で、
少し足の速さもアップするみたいですね。
テニスでは、
昔『デカラケ』といわれる面の大きなラケットが発売されたときは、
衝撃的でした。
本当に、
『技術よりも道具』
で上手くなったように見えたものです。
野球でも、
『ビヨンドマックス』という芯に装着されたウレタンみたいな素材でボールを飛ばす、
『ほとんど反則技』のようなバットがあります。
これは、もともと草野球用に開発されたもの。
これを小学生や中学生が使い始めて、
最近は規制がされているようですけどね。
単純に見ても、
内野を越えないような打球が外野まで軽々と飛んでしまいます。
「ボコッ」という、
変な音と共に。
(小学生のうちからこんなバット使わせている親の気は知れないが・・・・。後に中学・高校に行ってから苦労するのは目に見えているのに・・・・)
ゴルフの世界では、
もっと『道具開発競争』は凄まじいですね。
どこまで進んでいくのやら。
(まあ、どんなに飛んだって、ゴルフは『上がってなんぼ』ですからね。さんざんに大枚をはたいて、いまだに一向に上手くならないワタシが言うんだから、間違いありません)
【合法的なドーピング】
なんていわれる道具の世界ですが、
「常によりよいものを作る」
ことを目指していくメーカーを、
誰も攻めることなんか出来ません。
後付け、後付けで規制を加えていくしかないんでしょうなあ。
ところで・・・
あるところで聞き捨てならぬことを耳にしたのでちょっと。
王さんのホームラン記録が話題になったときのこと。
ある人が
「最近は球場も昔と違って広くなったのに、たくさんホームランが出る。昔の選手よりも、いろいろな面で技術がアップして、昔とは比較にならないくらいのすごいホームランバッターが・・・・・・」
という趣旨の話をしていました。
「ちょっと待った~」
確かに、
昔は狭い球場が多かったです。
そういう面では、ホームランも出やすかったかもしれません。
しか~し、
今とは比較にならないぐらい、
ボールは飛ばなかったし、バットも飛ばなかった、
という事実はどうなったのでしょう。
今の野球は、
ボールはよく飛び、
バットは高反発でよく飛ばす
ように出来ているんですよ。
だから、
昔の野球選手と今の野球選手を、
単純に記録で比較しても意味はないと思いますよ。
王さんが現役中よく記録した年間のHR数は40本台。
また、
昨年の両リーグの本塁打王である、
中村剛(西武)や村田(横浜)が打ったHRが40本台中盤。
単純に比較すると、
彼らが上のようにも見えます。
しかし、
まさか、
中村や村田の技術が、
王さんを超えていたなんてこと思っている人は、
ほとんどいないと思いますね。
これまた記録の話題ですが、
東京六大学野球の記録で、
長嶋の通算本塁打は8本。
平成に入ってからは、
武内(現ヤクルト)が通算12本、
高木大成(元西武)が通算13本。
これらの記録を見て、
彼らが長嶋より上のホームランバッターだと思う人はいるのでしょうか?
(比較にもならないよ。)
前の記事でも触れましたが、
要するに、
野球も興行の面が大きいので、
だんだんと
「ヒットが出やすく、ホームランも出やすいように道具が改良されてきている」
ということなんだと思います。
それがイヤなら、
WBCで使用した球に変えてみたらどうですか?
たぶん本塁打王のタイトルは、
20~30本代前半での争いになりますよ。
そして、
軒並み外国人にタイトルは持っていかれてしまうでしょうね。
単純に、
昔の記録と今の記録を比較してモノを言わないでほしいと思いますね。