昨日の夕方から、
都内で行われたイベントに参加してきました。
題して
『爆裂トークショー 藤波vs前田』
昔のトークに花が咲いていましたが、
両者が元気に並んでトークしているところに、
嬉しさを感じました。
時の流れとはいえ、
ワタシが一生懸命プロレスを見ていた時代のヒーローたち、
ひとり欠け二人欠け・・・・・・・
寂しい思いをしていましたので、
昨日のトークショーは、
試合よりも楽しい思いをしてきました。
前田選手の親バカぶり(?)には、
やっぱり彼も人の親だなあと、
妙にうれしさを感じたものです。
ここ最近全く元気がないプロレス界。
プロレスの興業は、
すでに一部のコアなファン以外には、
見向きもされなくなっているといっていいかもしれません。
しかし、
冷静と情熱の狭間(?)を体現するプロレスというもの、
人々の余裕度を測るモノサシとして、
見ることができるのではないでしょうか。
プロレスを、
予定調和をはらみながらも興奮してみるということ。
これがあった時代って、
時代にも人々にもなんとなく余裕があったと思うのは、
ワタシだけでしょうか。
余裕というよりも、
自動車のハンドルの”遊び”の部分のようなものかな。
ピ~ンと張りつめて、
余裕の全くなくなった”個”の時代に突入した日本に、
プロレスという興行を楽しんでほしいなあと心から思いますね。
ハチャメチャな中にもきらっと真実が垣間見える”プロレス”という世界、
まだまだ捨てたもんじゃありませんよ。
お久しぶりです。
今度はプロレスの話題ですか、いやはやまめちちさんの守備範囲の広さには頭が下がります。
そして、自動車ハンドルの遊び、余裕のなくなった個の時代にプロレスを楽しんでほしい、きらっと見える真実など、その表現の豊かさと的確さ、想像力がかき立てられる良い意味での曖昧さに感心しきりです。
まめちちさんのブログは気持ちを豊かにしてくれますね。
かくいう私も「一時」プロレスにはまっていた人間です。小学校時代は、金曜夜新日、土曜夕方全日、日曜夜国際とTV放映がありましたが親が見せてくれませんでした(笑)。その反動かもしれませんが、90年代の新日本vsUWFインター、女子プロ、みちのくやFMWを中心としたインディーに徹底的にはまっていた時期がありました。当然(?)ながら、週プロ派でターザン山本の記事に心を震わせ、プロレス仲間とは夜通し飲みながらプロレス談義などなど枚挙に暇がありません。
しかしながら、時期的には武藤が新日を離脱したり(ちょっとかなり不明瞭ですが)したあたりからめっきりプロレスに興味がなくなってしまい、今は全く観なくなりました。本屋で週プロを立ち読みすることもなくなりました。
確かに、プロレスという興行を楽しむ「心や体、経済的余裕」を持つことができれば今の日本はもう少し変わるかもしれませんね。
いつもありがとうございます。
藤波選手や前田選手と聞いて、心を熱くする世代です。
この夜のイベントはなかなか面白かったです。藤波さんは長州選手、佐山選手などと組んでイベントも行っているらしいので、また出かけていってノスタルジーに浸ろうかなあ、なんて思っています。