持っているポテンシャルはNO1ともいわれていたサニブラウン選手。
日本を拠点とする選手と比較して、
どうしてもその動向が入ってくることも少ないのですが、
着実に力をつけているようで、
オリンピックに向けて非常に期待が大きくなってきました。
その日本短距離陣。
この週末に行われた世界リレー横浜大会に、
出場しました。
土曜日の男子4×100mでは、
まさかの最終ランナーへのバトンミスで、
優勝をも期待された日曜日の決勝への出場はかなわず。
とはいえこんな大会なかなかないと、
横浜に足を運んでみました。
横浜国際陸上競技場に、
この日は20,000人以上の観客を集めての開催。
そんな中で約2時間半の大会でしたが、
なかなかの盛り上がりを見せて面白かったですね。
前日の土曜日。
ワタシは翌日現地に行くので、
楽しみにテレビの実況を見ていると、
前半戦を放送したBS-TBSも、
そして後半戦を放送した地上波でのTBSも、
両方ともに何ともいいところで「放送を終了します!」とブチっと切ったもんだから、
何かモヤモヤが残りました。
「何も男子4×100mだけが競技じゃ無かろうに・・・・・」
という感じでしたが、
昨日はどうでしたでしょうか。
タイムテーブル通りに大会が進行したので、
最後まで放送で来たんではないでしょうか。
まあ、
もともとどうしても勝負にこだわるという見方をしてはいなかったので、
ワタシは本当にこの日は楽しむことができました。
テンポよく次から次に行われるリレー競技。
リレーのみに特化して行われている大会で、
ハードルのリレーとか、2×2×400m(400mを男女ひとりづつの選手が2回ずつ走るという、なんとも過酷な競技。隣の席に座っていた女性がポツリと「あたしだったらこんな地獄みたいな競技、とても出られないわ」と言っていたのが印象的でした。)とか男女混合リレーとか、
何というか「運動会乗り」で応援できる、
なんか楽しい大会でした。
ワタシも陸上競技の大会に来るのは久しぶりだったので、
十分に堪能できましたね。
もっと広めてほしいですね、この大会。
この楽しさは、
さしずめ初めてラグビーのセブンスの大会を見に行った時に似ているのではないかなあ。。。
あの時も衝撃的に楽しくて、
『お~こんな楽しい観戦があったのかあ』
と思ったものです。
結局競技では、
日本は男子の4×200mと4×400mで5位(400mの方はその後失格が出て4位に繰り上がり)というのが目立った程度でしたが、
このリレー大会で日本の4×100mと4×400mは、
オリンピックでも十分にメダルを狙える位置につけているという事が確認できました。
特に4×100mは、
ベストメンバーでミスがなく最高の走りをすれば、
金メダルも視野に入れることができるのではと強く感じましたね。
ますます頑張ってほしいと思います。
何とか東京五輪の陸上のチケット、
当たってほしいものです。
切に願います。
競技の前には、
北京五輪の日本男子4×100mの「銀メダル授与セレモニー」が行われて、
朝原さん、末続さんらが登場して盛り上がりました。
もう11年も前になるんですね、あの興奮。
東京五輪ではあの感動を超える、
素晴らしい戦いを見たいものです。