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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

カド番チャレンジ! 大関サバイバル第1夜 

2022年05月21日 | 相撲

大相撲は13日目を迎え、
優勝争いとともに、
大関のカド番回避の戦いが熱を帯びてきました。

3大関がそろって負け越しのピンチを迎えるという、
前代未聞の夏場所。

大関3人は13日目を迎えるにあたり、
6勝6敗が一人、そして5勝7敗が二人と、
本当に後がない状況となっています。

大関って、
昔から慣れてしまうと、
なんだかなあなあで星を重ねはしないが負け越しもしない・・・・・・
という力士がたくさん出る地位でもあります。

横綱まで駆け上がる力士は、
この大関という地位はステップアップのための地位で、
早晩横綱へ駆けあがっていきます。

大横綱と言われた大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花、朝青龍に白鵬の中で、
大関という地位で停滞したのは、
ワタシの中では貴乃花ぐらいかな。
他の大横綱はみな、
スッとこの地位はすり抜けていったという記憶しかないですね。


さて、今場所苦境に立たされている大関たちのサバイバルが、
昨日始まりました。

1横綱3大関ですから、
最後の3日間は割を崩しさえしなければ、
すべてこの4人での対戦となります。

横綱の照ノ富士は優勝争いの真っただ中にいて、
中盤からは相撲っぷりも安定していますから、
今の大関陣が彼を破るのは至難の業。

ということで、
もう1敗ずつ黒星が積み重なるのはまあ、
お約束ってことなんだと思います。

その中で『大関同士の戦い』は、
いわゆるサバイバルマッチの様相を呈してきています。

まず昨日は、
5勝7敗同士、
御嶽海と正代が激突しました。

負けた方が負け越し、そう、カド番となる言ってみれば「カド番決定サバイバルマッチ」、
館内はなんだか妙な空気ながら、
盛り上がっていましたね。

結果は予想通り御嶽海が勝ってこのサバイバルを生き残り、
正代が脱落。
またもカド番となりました。

そして結びの一番では照ノ富士が貴景勝を一蹴。
貴景勝もこの結果6勝7敗となり、
後がなくなりました。

そして今日は。。。。

サバイバルマッチ第2弾、
御嶽海vs貴景勝の戦いが行われます。

御嶽海は連日のサバイバルマッチ。

もし御嶽海が勝つとすると・・・・・
連日サバイバルに成功し、
千秋楽に御嶽海と激突という事になります。

貴景勝が勝つとすると・・・・・
千秋楽は正代との対戦となるので、
勝ち越しの道が見えてくるんじゃないでしょうか。

どちらも負けられない剣が峰。
さあ、どうなるんでしょうか。
ファンにとっては連日のサバイバルマッチ、
これは優勝争いとともに、
もう一つの”お楽しみ”になってきました。

さながら、
Jリーグの優勝争いとともに注目される残留争いのようなもの?


さて、
優勝争いですが、
2敗でトップを走っていた隆の勝が若隆景に敗れ3敗。

追っていく横綱・照ノ富士とベテランの佐田の海が3敗を守り、
3すくみの状態になってきました。

こうなると安定感を出してきた照ノ富士が断然有利!
と思いますが、
『今、輝きの時』を迎えている佐田の海の集中力の高さも際立っており、
残りの対戦相手にやや恵まれている隆の勝もまだまだあきらめるわけにはいきません。

残り3日間。
熱い戦いを期待しています。



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