SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ライバル物語を見て

2011年01月12日 | スポーツ全般
月曜日の夜、
スポーツのライバル物語の特集番組をやっていました。

去年の第1弾は、

江川西本の確執
横浜高校PL学園の激闘を戦った球児のその後

なんていうのをやっていましたが、
今年は第2弾で、

・有森裕子松野明美
・清原のいた最強PLが集う
・ラモスオフト監督の確執

の3本立てでした。

正直に感想を述べると、
清原のくだりとドーハの悲劇のくだりは、
全く深くえぐりこんでいなくて、
面白くない作りでした。

唯一、
有森と松野の、
オリンピック選考を巡る確執の真相という章が面白かったかなあ。

しかし、
情熱大陸とかスポーツ大陸、NHK特集みたいな掘り下げができていなかった番組なので、
新しい発見があったということはありませんでしたね。

だけど、
当時の記憶は鮮明によみがえってきました。

”祭り上げられたアイドルキャラ”の松野が開いた『私を選んでください』という記者会見。
今でもはっきりと覚えています。
その時のワタシの感想。
『大したタマだな、この娘』

その印象は、
10数年たっても変わりませんね。
肝っ玉が据わっているというかなんというか・・・・・

それぐらいじゃないとやっていけない世界なんでしょう。

あの時の印象は、
そっくりそのまま。
『ああ、有森のほうが大人だな』

番組では、
当時の空気として、
「圧倒的に松野が世間に支持されていた」
というようなことを言っていましたが、
ワタシの持っている印象とは全く違いますね。

ワタシの記憶が定かなら、
世間の空気は、
「松野を出してやりたいのはやまやまだが、絶対有森のほうがオリンピックでは活躍するだろうな。ニッポンのためには、有森のほうがいいよな」
というようなものだったと思います。

やや【有森派】のほうが多かったように見えましたが・・・・。

そんなところに、
やっぱり【テレビが(自分の好きなように解釈して)作った番組だなあ】
なんて、
いつも感じている思いを感じてしまいましたが…ね。
(まあ、天下のTBSですから。番組作りは・・・・うまいよねえ、いろんな意味で。)

ワタシは松野選手は、
「もともとトラックの選手だったが、そこでは世界と戦えないのでマラソンにやってきた」
という認識が強いんです。

だからというわけではないのですが、
『私がオリンピックに出ていたら、金メダルが取れたはず!』
という強がりには、
昔も今も【痛さ】を感じてしまいますがね。

いずれにしても、
佐々木七恵、増田などが礎を築き、
有森が実をつけ、
高橋尚子が大きな花を咲かせた日本の女子マラソン。

やっぱり小出監督の力ってすごいなあって、
今更ながらに思ってしまいました。
日本マラソン界に、さらなる名伯楽の登場が期待されますね。

(ところで、箱根駅伝でその姿を見せてくれた拓大の岡田監督。松野明美の隣に映っていましたね。若いなあ。)

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