パリ五輪、
昨日は男子バレーボールの準々決勝が行われました。
このパリ五輪で、
大会前から最も注目を集めていたのは、
このバレーボールでしょう。
前の月のネーションズリーグで多分みんな、
ず~っとバレーを追っていたんですよね。
そして男女ともに結果を残した。
更に男子では石川、高橋、西田ら、
女子では古賀、石川ら、
注目の選手たちもいて、
「これはメダル、狙えるかもしれん」
という事で盛り上がりましたねえ。
ワタシの大好きな雑誌Numberも、
オリンピック特集の最初の方、
ず~っとバレーボールの話題でしたね。
そんな中オリンピックが始まりましたが、
男女とも何か調子に乗り切れない感じで、
「まずは突破は固い」と言われていた予選リーグで、
男女ともに大苦戦。
女子は予選で敗退、
男子も最終戦に1セットを取ってようやく8強入りを決めました。
ということで、
「やっぱり現実(オリンピック)は厳しいなあ」
というのが、
この日の男子準々決勝前の、
日本の空気でした。
8強に8番目でギリギリ進出の日本、
相手は「最強」の一つ、イタリアでした。
予選の戦いぶりを見ていると、
「よくて1セット奪うぐらいかな」
なんてワタシも、かなり悲観的に予想。
しかし。。。
この日の日本、
全員が火の玉となって、
そしてエース石川は予選リーグでの不調を「なにっそれ?」っていうぐらい、
スパイクを叩き込み続けました。
全員がホント、
素晴らしい試合をしてくれて、
第1、第2セットを連取。
もちろん相手がイタリアだけに、
「このままいくはずはない」
と思ってはいましたが、
続く第3セットに入っても、
日本の方がいいバレーを展開。
「もしかしたら、まさかのストレート勝ち?」
なんて事も、
思い浮かぶほどの素晴らしい試合でした。
しかし、
24-21になって「これで勝った!」なんて思いましたが、
ここからまくってくるのが本当の強いチーム。
ということで、
ここからイタリアが猛反撃で第3セットを落とすと、
第4セットもジュースまでもつれ込むも取られセットカウント2-2。
見ていて胃が痛くなるような試合で、
何度も画面に向かって叫んでいました。
最終セット、
1点をめぐる攻防は、
前の4セットと変わりなく、
「あと一点」
どちらのチームにも遠い展開となり、
ここでも日本は先にマッチポイントを握りました。
しかし、
再度イタリアが「ここ一本」を許してはくれず、
最後の最後、
日本のコートにボールが弾んだ瞬間、
日本チームの長い旅が終わりを告げました。
無念!!
それしか、
言いようがありません。
ホント、
これ以上の戦いは、
出来ないですよ。
それぐらい、
持っているもののすべてを出し尽くして、
良く戦ってくれました。
『日本男子バレー健在』
を、強く世界にアピールしてくれた大会だったと思います。
空の上から、
松平さんも、猫田さんも、
「よくやった」と拍手を送ってくれていると思います。
”届かなかったあと1点”は、
ロサンゼルスまで、
取っておくことにしましょう。
あ~しかし、
こんなに悔しいこと、
あるだろうか。。。
しかし、
見終わった後は、
悔しいんだけど、ホント清々しい気持ちでいっぱいでした。
心熱くして、
胸が締め付けられて、
ノドはカラカラ。
そんな昨夜の試合でした。
ちくしょ~~~~~!!!!!
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悔しい!悔しすぎるぜ・・・。
それにしても大激戦でした。
フルセットすべてで僅差。
特に最後の3セットを取り切るイタリアの執念には驚きですね。
金メダル候補の底力をまざまざと見せられました。
負けてはしまいましたがホントいい試合でした。(勝てたのにィ‼)
しかしいつの間にこんなに強くなったのかしら。
女子の引き立て役のような感じだった男子。
黄色い歓声が飛び交っている割には実力は今一つで、本当にバレーボールが好きな女性には人気があった男子。
そんなイメージしかありませんでした。
ネーションズリーグでの快進撃でオリンピック前にはランキングがなんと2位‼
海外のリーグで揉まれて成長し、タレントもそろい満を持して挑んだ先のネーションズリーグ。
これがあの男子か?
堂々たる快進撃で準優勝し、オリンピック前にはランキングがなんと2位‼
そら今回メダルを期待しますよって。
いや~本当に惜しかったなあ。
それにしてもまめちち様が仰ってる通り、今大会は激戦続きですね。
サッカー女子のアメリカ戦もそうでしたし、(男子は0-3でしたが点差ほど実力差は無いと感じました。)
卓球の平野選手も大激戦でした。
いや~疲れますねえ(笑)
オリンピック最高!
PS
観客の観戦マナーについて仰っておられましたが、
バレーボール、バスケなんかは観客も相手チームと一緒に楽しんでる感が伝わってきますよね。
外国人、特に陽気なイタリアンなんかは。
体操なんかはミスをした選手に対し、会場全体が必ず拍手し「がんばれ!応援しているぞ!」っていう空気感ですもんね。
清々しいです。
(男子鉄棒はちょっと信じられない着地ミスが連鎖的に起こり、まさに魔物が・・・でしたね。団体の中国も落下を2度もするかね?)
選手もライバルのミスに一喜一憂せず常に冷静に無表情。
まさに己との戦いであるかの如く。
演技が終れば全選手が健闘を讃えあい、見てて美しい光景です。
ま、ホスト国かそうでないかで変わってくるんでしょうけどね。
それにしても柔道のときのそれは見ていて鬱陶しかったなあ。
柔道の会場ででっかい国旗振り回すなよ。サッカーかよ。
思い出しても腹立つ(笑)
しかもルーレットて・・・(笑)
hanahanaさん、ホンット、惜しすぎて。。。。
昨日は1日、ず~っとこの負けを引きずっていました。
何しろ、日本はこれ以上ないという戦い方をしたと思います。
細かいところにいろいろとミスがあるのは、試合である限り仕方のないところ。
でも、全体を通して、これ以上の戦い方をすることが、できるでしょうか。
まさに選手全員がゾーンに入っていて、山本の神がかり的なレシーブ、石川の不調から完全に脱しての八面六臂の大活躍、関田の芸術的な球回し、ここという時の西田のスパイクとあのいきり、そして高橋蘭やほかの選手たちの奮闘。。。。
ああ、「金メダルにも値する」チームだったなあ。。それだけに、惜しい、惜しすぎた!
ワタシはバレーというと、むか~し昔の、ミュンヘン五輪の準決勝、ブルガリアを2セットビハインドから破った黄金の瞬間をいつも思い出すんですが、今回はそれに勝るとも劣らないすごい試合でしたね。
根拠もなくワタシ、「日本はなんか、絶対に勝つような気持ち」がしていたんですが、見事に外れました。
それでも、試合後はホント、悔しさとともに清々しさが残ったのも確かです。
オリンピックで日本チームが負けると、どんな競技でもなんかもやもやが残ることが多いのですが、今回は違いました。
やることやって、負けたんだからしょうがない!!!
そんな風に思います。
当然、悔しさは残るんですがね。
ワタシいつもは、バレーボールはオリンピックがらみしか見ないんですが、ちょっと今後は、興味を持ってリーグ戦とか見てみようかな?
なんて思っています。